ヨガで折り目正しく、内側も外側も「美しい人間」に
image via shutterstock第一次世界大戦が終焉したころ生まれたタオ。父親と母親のいない幼少期を過ごし、叔母や叔父のもとへ追いやられてしまいます。そこでヒンズー語とフランス語を懸命に習っていたころガンジーと出会い、ヨガに目覚めます。
第二次世界大戦がはじまり、夫と恋に落ちたタオ。カリフォルニアへ2人で渡るも、夫は1982年に死去。現在までアメリカを拠点とし、ヨガで人生を謳歌しています。現在ニューヨークにてクラスを持ち、多くの人たちにヨガとはなんたるかを語る彼女。彼女のレッスンはいたってシンプルなものですが、やはり一番大事なことは本質を大事にすることにあるのだと、考えさせられます。
精神が健康で幸せならば、体もそれにこたえてくれる。99歳でこんなにも若々しい彼女を見るたびに、ヨガが人の生活にどれだけの良い影響を与えるのか、改めて思い知らされます。
自分の人生を先延ばしにしない考え方
小さな体から発する、その大きな存在感。一人ひとり違った個性を持つ生徒をそのまま受け止める姿は、まるで「お母さん」のような雰囲気です。そしてきれいにお化粧して身なりもきちんとしていること。自分自身を大切にすることで、他人も大切にできる。いくつになっても女性としての在り方も忘れない生き方も憧れます。
Tao Porchon-Lynchさん(@taoporchonlynch)がシェアした投稿 - 11月 22, 2017 at 10:49午後 PST
彼女の生きざまは本に。
Tao Porchon-Lynchさん(@taoporchonlynch)がシェアした投稿 - 10月 18, 2017 at 7:50午後 PDT
常に笑顔がこぼれる、まるでダイヤモンドみたいな人。
楽しいことばかりではない人生も、すべて自分で乗り越えてきた強さのあるタオ。だからこそこうして、すべてを受け止める芯の強さに本当のやさしさの理由があるのではないでしょうか。彼女の大きな愛は、今日もたくさんの人を世界中で引き寄せているのです。