Photograph courtesy of Lara Ferroni

アボカドはもっともおいしい食材としてノミネートされてよいかもしれません。食べ応えのあるトーストのトッピングから、具沢山のグレインボウル、タコスやブリトーなど、アボカドなしだと料理がずっとつまらなくなってしまうはず。

アボカドを使った驚きのレシピ

でも、そんなアボカドでも飽きてしまうこともある。そこで飽きる前にメニューにバリエーションを加えてみて。植物性のレシピを提案しているローラ・フェロニーの著書『An Avocado a Day』ではクリエイティブでおいしいレシピが70以上紹介されている。その中でも今すぐ作りたい5つをご紹介します。

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アボカドヨーグルト

アボカドがあればいつものヨーグルトにも一ひねり加えられます。アボカドをヨーグルトと混ぜるだけびっくりするくらいなめらかに! 甘くないタイプにしたいのなら、塩漬けの種、ヒマワリの種、野菜類や甘くないおかゆをトッピングして。甘くしたいのなら、お好きなジャムやフルーツを乗せてシナモンを少々かけて。

作り方(1人前)

ギリシャヨーグルト 1/4カップ アボカド 1/3カップ(生、冷凍、解答のどれでもOK) 海塩 少々 (※甘くないヨーグルト用) ライム汁 小さじ1 (※甘くないヨーグルト用) ハチミツ 大さじ2 (※甘いヨーグルト用) レモン汁大さじ1 (※甘いヨーグルト用) ヨーグルトとアボカドをミキサーで混ぜ、甘くないヨーグルトには海塩とライム汁を加え、甘いヨーグルトにはハチミツとレモン汁を加える。全体がなめらかになるまでよく混ぜる。(アボカドヨーグルトはできたてを食べるのが一番ですが、密閉容器に入れて冷蔵庫に入れれば数日間変色をせずに保存可能。少しずつ色が悪くなるが、色が変わってからも数日は食べられる)。 Lara Ferroni

アボカドマカロニ

マカロニチーズのチーズをアボカドにかえれば、味は同じくらいおいしいけれど栄養価はアップします。カシューナツミルクも思っているよりも簡単に作れて、植物性の料理にはぴったりです。お好みで普通の牛乳を使ってみても。

材料(2人前)

マカロニやシェルパスタ 1カップ カシューナツミルクか牛乳 1/2カップ ココナツオイル 大さじ1 砂糖 小さじ2 粉末辛子 小さじ1/4 ニンニクパウダー 小さじ1/4 ターメリックパウダー 小さじ1/8 パプリカパウダー 小さじ1/8 つぶしたアボカド1/3カップ 海塩 少々 黒コショウ 少々 中くらいの鍋でお湯を4カップ沸騰させて海塩をひとつまみ加える。パスタを加えてばっケージ通りアルデンテになるまでゆでる。 パスタを料理している間に、カシューナツミルクとココナツオイルを小鍋に入れて弱火で溶かす。砂糖、粉カラシ、ニンニクパウダー、ターメリックとパプリカを混ぜる。火からおろしてアボカド、レモン汁を加えてなめらかになるまでミキサーで混ぜる。塩コショウで味をととのえる。 パスタの湯を切り、アボカドクリームソースをかける。できたてがおすすめ。 Lara Ferroni

二度焼きアボカド

あたたかいアボカド? と思うかもしれないけれど、まずはこのレシピをためしてみて。表面のチーズがとけるくらいまで温めれば、味がちょうどよくなじみつつ、苦くはならない。

材料(2人前)

アボカド 2個 ベーコン 2切 ピーマン 1個 チーズ 1/2カップ(チェダーチーズやフェタチーズなど) 海塩 小さじ1/4 オーブントースターを高温であたためておく。 アボカド1個をタテ半分に切り、種を取りのぞく。実を取り出し、ペースト状にする。小さく切って加熱したベーコン、ピーマンとチーズを1/4カップ分混ぜる。 もう一つのアボカドをタテ半分に切り、種を取り除く。皮の中でスライスするように切り目を入れて上にアボカドペーストとチーズ1/4カップと塩を乗せる。 アボカドをベーキングシートに載せて、表面のチーズが溶けるまで5分ほど焼く。 Lara Ferroni

タラのアボカドとカリフラワーマッシュ

このレシピはおしゃれに見えるけれど、とてもシンプル。必要なのはギンダラか生の魚ならサケ、マス、オヒョウなどでもよい。また、カリフラワーマッシュは多めにできるので翌日にも食べられます。

材料(2人前)

カリフラワー 小1個 ギンダラ 2個(大きさはお好みで) 黒コショウ 少々 アボカドオイル 大さじ1 アボカド 1カップ分(つぶしたもの) 無糖ヨーグルト 大さじ2 アボカドリーフソルトなどの塩 小さじ1 水4カップを沸騰させて、塩を少々加えて、小さく刻んだカリフラワーを15分から18分やわらかくなるまでゆでる。カリフラワーの水を完全に切り、中くらいのボウルに入れておいておく。 ギンダラを海塩とコショウでよく味をつける。 オーブンを220度に余熱しておく。 鉄のスキレットをよく熱して厚くなったらギンダラを皮目から2分ほど焼く。裏返してからスキレットをオーブンに入れる。中心が透明になるまで焼いたらさらに2分焼く。(加熱しすぎには注意) アボカドとヨーグルトをカリフラワーに加えて、ミキサーかハンドブレンダーでピューレ状になるまでよく混ぜる。海塩とコショウで味をつける。ギンダラ、アボカドリーフソルトで飾りつけてすぐに食べる。 Lara Ferroni

アボカドチキンサラダ

チキンを丸ごと1羽焼いても残ってしまうという人にこのレシピはぴったり。さらにロースト七面鳥にもあうのでぜひこれを機会に1羽焼いてみてください。

材料(2人前)

調理済みの鶏肉 1カップ分 ブドウ 1/4カップ アボカドマヨネーズ 大さじ3 タラゴン(生) 大さじ1 塩漬けナッツかナッツ 大さじ1 レモン汁 大さじ1 ピーマン 1個 海塩 少々 黒コショウ 少々 中くらいのボウルにほぐしたチキン、小さく切ったブドウ、マヨネーズ、タラゴン、塩漬けナッツ、レモン汁、薄切りにしたピーマンを加えてよく混ぜる。塩コショウで味をととのえる。 できたらすぐに食べるか、使わない場合はラップをして冷蔵庫で一晩保存可能。

アボカドマヨネーズの作り方

アボカド1カップ分にレモン汁大さじ4、ディジョンマスタード小さじ1/2、アボカドオイル1/3カップをフードプロセッサーでよく混ぜる。一度とめてからオイルを少しずつ加えてまたよく混ぜる。もったりとしたら海塩と粗挽きコショウを加えてできあがり。密閉容器で2、3日保存可能。時間がたつと少し変色するが、味には変わらない。

Marygrace Taylor/5 Totally Unexpected Ways To Eat Avocado

訳/Noriko Yanagisawa

RSS情報:https://www.mylohas.net/2018/05/166970avokado.html