ちくわたんさん のコメント
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おなかに余分な脂肪がついていると、心臓の病気や糖尿病などいろいろな病気になりやすくなりますが、さらには脳にも影響がありそう という研究結果が神経学の専門誌『ニューロロジー』で報告されました。 この研究は9,652人(平均年齢55歳)を長期間にわたって追跡調査をして、BMIと脳の灰白質・白質の体積とを比べたものです。 「灰白質」とは、脳と脊髄の中の色の濃い組織 。神経細胞(ニューロン)の本体があり、シナプス(情報を伝達する部分)がここから伸びています。「白質」は、灰白質と接続する神経線維でできています。 年をとるにつれて脳内の灰白質と白質の体積が小さく なり、アルツハイマー病や認知症のリスクがアップしていくのです。 そして今回の研究の結果、 BMIが高い(太っている)人は健康的なBMIの人に比べて、脳内の灰白質の体積がはるかに少ないとわかった のです。 肥満によって、脳の健康状態がわかる? image via shutterstock おなかに脂肪がついていると中枢神経系に影響がある という結果ですが、この関係を確かめるにはもっと研究が必要になるようです。 「私たちの研究によると、太っている人、とくに身体の中間部分が太っている人は、脳の灰白質の体積が小さいという関連性がありました。ですが、 脳の構造的な異常が肥満につながるのか、それとも肥満がこのような脳の構造の変化につながるのかは不明 です」と、研究グループの一人で博士のマーク・ハマーさんは説明しています。 「また、 肥満が脳の特定部分の縮小に関連する ともわかりました。もしかしたらBMIとウエスト・ヒップ比を定期的に測定すれば、脳の健康状態がわかる日がやってくるかもしれません」(ハマーさん) 脳に関係なく、やっぱりおなかの脂肪はよくない image via shutterstock また、おなか周りに気をつけるのは悪いことではありません。ジョージ・メイソン大学栄養・食物学部長で医師のローレンス・チェスキンさん(ジョンズ・ホプキンス体重管理センター長)は、「残念ながら、 おなかにたまった脂肪はいちばん危険 なのです」と説明します(『Prevention』誌に寄せたコメントより)。 理由は、 おなかの脂肪は、ほかのどの部分の体脂肪よりも体内に回りやすく、血液中に入って血中脂肪を増やす可能性があるから なのです。 では、どうすればよい? image via shutterstock おなかの脂肪を落とすのは大変です。絶えず 健康的な食事と運動の習慣を続け、ストレスを減らすよう心がけて、毎晩、質のよい睡眠をたっぷり取る必要 があります。 でも、脳の健康のためと思えば、努力する甲斐があるかもしれません。 ダイエットのために知りたいこと ダイエットにベストな睡眠は何時間? ダイエット成功のために。運動を始める前に知っておきたいこと Tiffany Ayuda/ Excess Belly Fat Might Actually Make Your Brain Shrink, Study Suggests 訳/ STELLA MEDIX Ltd.
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クローゼットの扉をあけるようにマイロハスを覗いて、気分に合わせて情報をセレクト。自分らしい「生き方キレイ」をコーディネートしてみてください。
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