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M1046さん のコメント

金は使えばなくなるが、筋は使うと増えるのね。知らなかったよ
No.12
68ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
image via shutterstock いまから筋トレを始めるとします。さて、あなたはどんな理由で始めますか?ダイエットや体力維持など、理由はさまざまあるでしょう。どれも正解ですが、最も重要な理由は、 「この先も健康に暮らしていくため」 。 筋肉の衰えはQOL(クオリティオブライフ)に大きく影響する のです。 フィジカルトレーナーで米国スポーツ医学会認定運動生理学士の中野ジェームズ修一さん に、筋肉の重要性についてお話を伺いました。 日本人は運動が嫌い image via shutterstock WHO(世界保健機構)は、「最低限これだけは運動をしましょう」という基準を発表しています。その運動量を満たしている日本人は、たったの3%だと言われています。 「ヨーロッパでは運動量を満たしている方が約60%ですから、いかに日本人が運動嫌いなのかがわかります。先進国の中で、運動量が足りていないランキングで日本は1位。ちなみに、その基準は 1日30分×週7回 です。自分を振り返ってみて、『満たしている!』という人は少ないはずです」(中野さん) 30年ほど前の基準は15分~20分の運動を週2、3回でした。それが増えているのは、生活が便利になり、運動量が格段に減っているからです。駅ではエスカレーター、オフィスではエレベーター、買い物は通販で。運動を意識的にプラスしなければ、筋肉は衰えていく一方なのです。 筋肉量が減ると介護生活に突入!? image via shutterstock 筋肉量は20代がピーク。何もしなければそこから減る一方です。 とくに、下半身筋肉は加速度的に減っていきます。 ここで、下半身の筋肉量のチェックをしてみましょう。 ① 高さ30~40cm程度の椅子に浅く腰掛け、手を胸の前でクロス。左足を浮かせます。 ② 反動を使わず、右足の力だけでスッと立ち上がります。片足で立ち上がり5秒静止。 ここで立ち上がれない人は、筋肉量の低下がかなり進んでいるサイン。ふらつく人も、要注意 です。片足で立ち上がって5秒間、ピタッと止まれたらOKです。反対側の足も行ってください。 「これは、ロコモ度テストといいます。 ロコモとは『ロコモティブ(Locomotive)シンドローム(運動器症候群)』の略。 運動器は、 加齢によりその働きが衰えていくため、放っておくとこの先、歩く、立つなどの移動能力が衰え、生活の自立度が低くなります 。その結果、介護が必要となってしまう可能性があるのです。なんと、40歳以上の男女の5人に4人が『ロコモ予備軍』なんです」(中野さん) 文部科学省の新体力テスト調査の結果(10枚目) (平成26年度)によると、 40代後半から著しい体力低下が見られるとい結果 がでています。40代から、筋肉量を増やすことを始めることが必要なのです。人生100年時代に突入した今、健康寿命を延ばすために、筋トレはマスト! ということですね。 筋肉はいつでも増やせるし、多いと特典満載! これから筋肉を作ること、20代の状態に戻すことは誰でもできる。50代でも60代でもできます、と中野さんは力説します。 「 トレーニングをすれば、筋肉は増えるようにできています。 私のクライアントで101歳の方がいます。彼女が筋トレを始めたのは98歳のとき。『自分は長生きしちゃうかも! 息子夫婦に迷惑はかけられない』と、急に焦ったらしいんです。 それで、介護されない体をちゃんと作ろうとトレーニングを始めたそうです。98歳から筋トレを始めて今101歳ですが、筋肉量は増えています。 つまり、 筋肉は年齢に関わらず、使えばそれだけ増えるということ です」(中野さん) ただし、いつでも増やせるからと言って、いまサボってもいいということではありません。 「 筋肉は貯金ができますから、若いうちから“作り貯め”しておくと、後がラクになります。 いまが筋肉を作るために一番いいタイミング。 ダイエットのためにも必要だし、病気の予防のためにも必要。 自分の20年後、30年後、40年後のためにも、下半身のトレーニングはすごく重要です」(中野さん) 筋肉量を増やすと基礎代謝が上がります。同じ食事量でも、基礎代謝が上がれば、消費カロリーも増えます。そして、筋肉が増えると有酸素運動による消費カロリーも上がりやすくなり “痩せる体”に近づきます。 さらに、筋肉は糖質をエネルギー源としているので、たくさんの糖を直に使ってくれます。そんな魅力的な器官を増やさない手はありませんね。 さて次回は、効率的に筋肉を増やす、 簡単な「自重トレーニング」の方法をご紹介 します。 中野ジェームズ修一さん スポーツモチベーションCLUB100最高技術責任者、PTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー、米国スポーツ医学会認定 運動生理学士(ACSM/EP-C)フィジカルを強化することで競技力向上や怪我予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。主な著書に『医師に運動しなさいと言われたら最初に読む本』(日経BP社)、『青トレ』(徳間書店)などベストセラー多数。 中野ジェームズ修一さんがレクチャーするトレーニング おしりを上げるのは簡単じゃない。ヒップアップの正攻法 100回の腹筋よりおすすめの運動って?【痩せるカラダを作る方法】 写真/中山実華(4枚目〜6枚目)
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