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アキステノさん のコメント

グレーどころか重度の依存症なので9ヶ月どころじゃなくてちゃんと病院通って対策して、どうぞ
No.15
64ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
image via shutterstock これは 「アルコール依存症」 と診断された、女性の手記。 3年前。私は記憶を失うほど泥酔し、翌朝ひどい二日酔いで目を覚ましました。サイドテーブルには、ミニボトルが散乱。部屋を見回してやっと、自分がどこにいるか思い出せました。そこは、新しい仕事で会議に出席するために宿泊していたホテルの部屋。しかし 自分が一体どうやってそこまでたどり着いたのか、全く思い出せなかったのです 。 その職を失ってから、すぐに自分に何が起こっているか認めざるを得ませんでした。30歳になった私は、それまでで一番高い給料の仕事に就いたばかりだったのですが、間もなく再びアルコール依存症になったのでした。 毎晩のように飲んでいたところ…… image via shutterstock 5年前にさかのぼってみると、当時はすべてがうまく行っていたように思えます。順調にキャリアを積んでいた私は、多くの25歳のニューヨーカーがそうであるように、毎晩といっていいほど友人たちと「デート」して、別にそのことを深く考えてもいませんでした。 踊って、飲んで。ブランチして、飲んで。 ネットワークづくりの集まりに参加して、飲んで。デートして、飲んで。自分でパーティを開いたり、友人を家に招いたり。つまり、私が行くところ すべてでお酒が出されていた のです。 別に普通のことだと思っていた このような生活を送っていたのは、私だけではありません。友人達が皆同じで、 当時はそれが「普通」だと思っていたのです 。社交的に楽しく暮らす都会の若者、とはそういうものでした。 なので、私もそういう暮らしを続けていました。タクシーに乗ったことや、どこに鍵を置いたか忘れるくらい酔っ払ったりするのも、別に大したことではないふりをしていました。結局のところ、友達も似たようなことをやっていたのです。 「グレーゾーンの飲酒者」って、なに? image via shutterstock 自分でも気付いていなかったのですが、私は長い間 「グレーゾーンの飲酒者」 の瀬戸際に立っていたのです。管理栄養士・ヘルスコーチ・TEDスピーカーで、自身もグレーゾーン飲酒者であったジョリーン・パークさんは、 グレーゾーンの飲酒者は、アルコール中毒者とソーシャルドリンカーの中間 と定義しています。 「外からみるだけでは、飲酒の影響がはっきりわからないことが多いです」とパークさんは言います。「グレーゾーンの飲酒者はよく、自分は別に生活に支障はきたしていない、 ちょっと飲み過ぎているだけと人に言います 」 自分でも気付かないうちにグレーゾーンにいた私は、 飲み過ぎた後に疑問や不安を感じ、強い自責の念に駆られる など、パークさんが言うグレーゾーンの飲酒者の特徴にすっかり当てはまるようになっていました。 そして、アルコール依存症の道へ…… image via shutterstock まだグレーゾーンだった私の飲酒状態も、時が経つにつれ、悪化していきました。 アルコールにますます強くなり、酔っぱらう為にはさらに量を増やさなければなりませんでした 。そして、そのせいで私生活に支障をきたすようにも。キャリアがうまく行き始め、それに伴いストレスも増え、そのストレス解消に毎晩の 自宅でのひとり飲み がはじまったのです。 誰だってストレス発散に飲むし、それに何の問題があるのと思いつつも、自分のやっていることは普通じゃないし、健康によくないというのはわかっていました。パークさんいわく「 もし自分のアルコールの摂り方に疑問を持っていれば、あなたはグレーゾーンの飲酒者の領域にいる 」のだとか。 「アルコール依存症の発症へつながるのは大量の飲酒だけではないことが、徐々に理解され始めています」 私がグレーゾーンの飲酒者から、完全にアルコール依存症になるまで、そう時間はかかりませんでした。28歳のときに憧れの仕事に就いたけれども、当時の彼との関係は崩れかけ。仕事のプレッシャーから、毎晩仕事から帰ると、ワインのボトルを何本も空けるようになったのです。 次第にコントロールがきかなくなり、記憶がないほどの酷い二日酔い状態 で週末のほとんどを過ごすようになりました。そして1年後には、その憧れの仕事を失い、リハビリ施設に入ることに。 アルコール依存症の治療は、生涯にわたる戦い image via shutterstock リハビリ施設での9か月間、自分はすっかりよくなったものだと思っていました。けれど、少量の飲酒だったら大丈夫だろうと、グレーゾーンの飲酒者がよく犯す過ちを私も犯してしまったのです。 ワイン一杯だけで我慢できたはずなのに、一晩でホテルのミニバーのボトルを全部空けてしまい…… しまいには仕事を失いました。 グレーゾーンでは、人は飲酒をいとも簡単に正当化してしまう 。リハビリや再発に苦しむ何年も前の時点で、このことを知っていればよかったのにと、今でも残念に思います。「短時間での大量の飲酒があたりまえになってしまうのです」とパークさんは言います。アメリカ疾病対策センター(CDC)は、短時間での大量の飲酒の 目安 として、 一度にアルコール飲料を女性は4杯以上、男性の場合は5杯以上飲むこと としています。 幸いなことに、今ではグレーゾーンの飲酒者のリハビリをサポートするプログラムが多く提供されています。パークさんのTEDスピーチもネットで見ることができますし、ノンアルコール生活を推奨するオンラインのコミュニティもいくつもあり、それに参加することもできます。これまでのように、 いちいちアルコール中毒者更生会に参加し、飲酒問題について語りあう必要はない のです。 私が回復するときには、コミュニティとのつながりがとても重要でした。最後に再発した際、より穏やかな町へ引っ越しました。そこでセラピーを受けはじめ、今の夫となる男性とも出会いました(彼は私のためにお酒を断ちました)、そして 私の禁酒をサポートしてくれる(お酒を飲む人、飲まない人両方の)強いネットワークを築きました 。 最近では、私はグレーゾーンの飲酒者からアルコール依存症にすぐになれて逆にラッキーだったと思っています。「まわりがそうなのだから、自分も普通」と信じ込んでいたグレーゾーンの状態が更に長く続いていたなら、どれだけ私は苦しむことになっていたのでしょう。 サポートとコミュニティを見つけて image via shutterstock もしあなた、もしくはあなたの友人がグレーゾーンの飲酒者なら、 同じ問題を抱える人たちとつながることをパークさんは勧めています 。「オンラインのコミュニティや会合など、あなたと同じようなグレーゾーンの飲酒者の経験話を聞ける場は沢山あります」「自分は少数派ではなく、多数派に属しているのだと知ることが大切」とパークさん。 また、パークさんはグレーゾーンの飲酒を抑えるのに「 リラックスできて楽しいと感じられる健康的なものを、毎日の生活に取り入れましょう 」とアドバイスしています。なので、私はセルフケアを優先させています。毎日運動して、ヘルシーな食事を作り、不安な気持ちは日記に書いて解消したりしています。 パークさんは次のように言っています。「アルコールがなくなることはありませんが、アルコールに対する考え方やマイナスイメージは目覚ましく変わっています。社会にまん延しているグレーゾーン飲酒の文化も変わっていくかもしれません」 アルコールが体にもたらす影響 お酒やタバコ以外も。心臓に悪影響を及ぼす意外なリスク要因 どうして眠れないの? 睡眠障害を引き起こす12の原因と5つの症状 Irina Gonzalez/ At 30, My Gray Area Drinking Problem Spiraled Into Alcoholism—and I Lost My Dream Job / STELLA MEDIX Ltd. (翻訳)
MYLOHASちゃんねる
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