そこで今回は、お掃除のプロの株式会社ダスキンが推奨する「効果的な花粉掃除法」をご紹介します。
花粉掃除の3つのポイント
1.花粉は窓から1m以内に集中している
ダスキンは、部屋の窓を10cm開けたときに室内に入り込む花粉の量を調査。すると窓から30cmの部分にはベランダとほぼ同量の花粉が入り込んでいたのに対し、1m奥になると急激に花粉の量が減少していることがわかりました。
つまり家の花粉掃除は、「窓から1m以内の場所」を重点的に行えばOKということ。特に通風や換気などで窓を開けた後には意識して掃除しておくとよさそうですね。
2.「ぞうきんで掃除」は意外にとれていない
左はぞうきんで掃除後、右はモップで掃除後にブラックライトでハウスダストの残り具合を比較した画像。ダスキン提供一般的に花粉やハウスダストなどに効果的と言われている「水拭き」。心を込めてピカピカに磨き上げると気持ちもすっきりしますが、実際には汚れを取り除けていない場合も多いのだとか。
確実に落とすコツは、あらかじめモップなどで花粉やハウスダストを取り除いておくこと。掃除機は排気で花粉などを舞い上げてしまうため、モップがベストです。また、掃除のタイミングは花粉やハウスダストが床に落ちきっている起床時や帰宅時がおすすめです。
3.窓、ブラインド、カーテンの掃除方法
さらに徹底的に花粉を掃除するなら、床だけでなく窓まわりの掃除も大切です。窓は専用ワイパーを使うと汚れが落としやすく、クリアな視界も確保できます。窓用ワイパーは100円ショップなどでも売っているので、ひとつ持っておくと便利ですよ。
また、意外と汚れの溜まるカーテンは、洗える素材なら洗濯機で洗濯して、丸ごと花粉を洗い流しましょう。ブラインドがあるお宅の場合は、ハンディタイプのモップがおすすめ。スラット(羽根)の間に入り込んだ花粉をこまめに除去しておきましょう。
1月16日に東京都保健福祉局の発表によると、今シーズンの東京都内の飛散花粉量は例年の6割、昨春の6割程度といわれていますが、それでも油断は禁物。今回ご紹介した3つのポイントを参考に、いつものお掃除方法を見直してみてはいかがでしょうか。
花粉症対策はもうできてる?
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