• このエントリーをはてなブックマークに追加
ニューヨーカーが大ハマり! 世界的に珍しい「駅弁」文化
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

ニューヨーカーが大ハマり! 世界的に珍しい「駅弁」文化

2013-04-11 12:33

    ゴールデンウィークが近づき、旅行やお出かけの計画を練っている人も多いと思います。

    さて、列車の旅のお供と言えば「駅弁」。窓の外を流れる景色を眺めながら食べる、郷土色豊かな「駅弁」は旅の醍醐味ですよね。でも、駅弁を食べる文化は、世界的に見ても日本と台湾くらい......ってご存じでしたか?

    これはニューヨークも同じなのです。重箱にさまざまな料理を盛りつけた「弁当ボックススタイル」のメニューを提供する和食店は多く、「Bento」という言葉は浸透しています。でも、「駅弁(Ekiben)」となると、初めて聞く人ばかり。

    そんなニューヨークで、この世界的にも珍しい食文化「駅弁」を、大々的に紹介したイベントジャパン・ウィーク」が、先月開催されました。

    イベントでは、ニューヨークで人気の和食店が、各地の名産をふんだんに取り入れた駅弁が披露されました。

    ニューヨーカーにも受け入れられた! 日本の駅弁

    福岡・博多料理で話題の『博多トントン』からは「博多地鶏めし」が登場。「黒豚バラ肉の味噌焼き」「黒豚とんそくの煮こごり」「辛子明太子」「がめ煮(筑前煮)」などがぎゅっと詰まっています。

    その他にも、豆腐のハンバーガーや、大根の漬物、抹茶のフィナンシェが入った「kyotofu」の「kyotofu弁当」など、日本でも人気がでそうな駅弁が並びました。

    イベントの3日間は連日長蛇の列。用意された1000食以上はあっという間に完売! 毎日違う弁当を楽しむ方も大勢いました。

    普段、長距離電車に乗ることがあまりないニューヨーカーは、「え、電車の中で食べるの? じゃあ、今から地下鉄に乗って食べようかしら(笑)?」「いつか電車の中で食べてみたいけど、今日はオフィスで食べるよ」など反応はさまざま。

    「駅弁」が浸透する日はまだ遠いでしょうが、日本食文化の新しい楽しみ方が伝わったのではないでしょうか。

    [ジャパン・ウィーク

    (太田あや)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/04/029051gw_2.html
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。