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1+2-3さん のコメント

めっちゃ当てはまるけど皆当てはまるでしょこれ
No.5
49ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
朝を迎えてもベッドから起きられない。日常生活が難しくなるほどの 慢性的な疲労感 を抱えている……。 日本初の副腎疲労外来を開いた、スクエアクリニック院長・本間良子先生のもとには、こうした症状に悩む多くの人が、家族に抱きかかえられるようにして来院するといいます。 その原因は、「 副腎疲労(アドレナル・ファティーグ) 」。小さな臓器である副腎が“疲労”することで、ストレスに対抗するホルモン「コルチゾール」がうまく分泌されないことから起こります。 副腎疲労の専門家である本間先生は、「副腎疲労は自分で治せる。ポイントは生活習慣の改善にあります」と話します。 副腎疲労が起きるメカニズム から、 副腎疲労をもたらす3つのストレス 、そして解決策までを前後編に分けてお届けします。 副腎疲労チェックリスト まずは下記の項目で当てはまるものをチェックしてください。 朝がつらくて 起きられない。午前10時頃まで目覚めないこともある。 睡眠時間は充分なのに 疲れがとれない 。倦怠感があり生活するだけでも疲れる。 甘いもの、塩辛いもの が食べたくなる。 カフェイン を摂らないと仕事ができない。 慢性の 便秘 。あるいは 下痢 などお腹の調子が悪い。 15~16時ごろにぼんやりするが、 夜になるとなぜか元気 になる。 小さなことでも イライラ し、キレてしまう。 気持ちが 落ち込む 。うつっぽい気がする。 風邪 にかかるとなかなか治らない。 思考力がうまく働かず、 頭がぼーっとする 。記憶があいまい。 気力体力 が衰えている。集中力も低下気味。 性欲 を感じない。パートナーがいてもセックスしたいと思えない。 生理前 に頭痛や下腹部の痛み、手足のむくみ、不安感、イライラ感がある。 上記の項目は副腎疲労の典型的な症状。 ひとつでも該当すると副腎疲労の可能性 があり、 3~4つ該当するとかなり副腎疲労度が高い といえます。 本間先生は、夫である龍介先生と副腎疲労外来を開き、その治療に携わってきました。じつは、龍介先生が学生時代から原因不明の疲労に悩まされていたことが、この病気のスペシャリストとなったきっかけでした。 副腎疲労が引き起こす不調のもっとも顕著なものは、 慢性的な疲労感 。うつ症状はあるけれど、うつ病ではないため、 抗うつ剤を飲み続けても治ることはありません 。 残念ながらいまの日本の検査では、副腎疲労への対応は難しいと本間先生。だからこそ、そのメカニズムを知り、自衛することが大切なのです。 副腎疲労はなぜ起きる? 副腎とは、コルチゾールをはじめとした、生命を維持するために必要不可欠なホルモンを50種類以上も分泌する臓器。ふたつある腎臓のそれぞれの上に、小さな脂肪の塊のようにちょこんと存在しています。 「 コルチゾールはストレスに対応するためのホルモン です。闘う相手であるストレスが多すぎれば、コルチゾールを浪費して、副腎は働きっぱなしになって疲れてしまい、その機能が低下します。 ストレスがもたらす悪影響を抑え込むことができずに、さまざまなつらい症状が出てしまう。これが副腎疲労です」(本間先生) ストレス=炎症。副腎は炎症に対処する“体の消防士” ストレスという言葉はよく使われますが、 副腎ケアにおいてストレスとは炎症 のこと。「体に炎症をもたらすものはストレスになる」と言い換えることもできます。 「副腎は、いわば体の消防士。 ストレスによって生じた炎症を消すためにコルチゾールを分泌 し、血糖値や血圧などをコントロールします。また、免疫系や神経系なども一瞬のうちに調整して、ストレスによる体のダメージを防ぐ役割をしています。 しかし現代人のストレスはあまりに多く複雑なので、 炎症を鎮めるコルチゾールが足りなく なってしまうのです。まずはストレスによる炎症を抑えるために使用されるコルチゾールを、なるべく減らすこと。これが副腎ケアの第一歩です」(本間先生) 副腎疲労につながる3つのストレス 本間先生によると、ストレスには下記の3種類があります。 1.精神的ストレス 人間関係、悲しい出来事、タイトすぎるスケジュール、結婚や離婚など生活環境の激しい変化による。比較的意識しやすいストレスだが、 現代人は精神的ストレスが多い ため、負担を抱えすぎないよう注意する必要がある。 2.肉体的ストレス 「 ○○炎 」と呼ばれる症状があるときは、炎症を抑えるために副腎が働いている。女性にとくに多いのは 便秘 。排泄が滞ると腸内に毒素がたまり、体内に吸収されて炎症が起きる。また、腸内フローラが乱れて悪玉菌が増えると、腸の粘膜に炎症が起きてしまう。 3.環境的ストレス 湿度の高い時期は、 カビ の発生に要注意。マイコトキシン(カビ毒)はさまざまな不調や障害を引き起こし、副腎の負担が増える。注意すべき場所は、 洗濯槽のドラム、弁当箱や水筒のパッキン、まな板、キッチンマットやバスマット 、室内や車の エアコンのフィルター など。 カビ毒のほかに環境的ストレスとして多いのは、 柔軟剤、シャンプー、芳香剤 などの成分、 殺虫剤 など。 プラスチック や 発泡スチロール製品 も電子レンジを使うと微量の毒素が溶け出すため要注意。 ストレスのなかでも肉体的ストレスと環境的ストレスは、自分では気づきにくいのが怖いところ。 副腎が限界に近づいて副腎疲労の状態になると、「新しいストレスにはもう対処できない」という信号を発します。人間の活動性や活力をホルモン操作によって奪い、 「動かさない、活動させない」という“命を守るため”のモードに変えて しまうのです。 ストレスを心の問題として捉えると、「精神的に弱い」などその人個人のキャラクターに問題がすり替えられてしまいます。しかし 「副腎疲労」として捉えれば、ストレスとは副腎の機能が問われる肉体的な問題 。早期に発見してきちんとケアすれば、効果は必ずあらわれるといいます。 「副腎疲労」と認識することで、前向きに日常習慣の改善に取り組み、回復に向かう人が多いというのは、そんな発想の転換によるところも大きいのかもしれません。 後編では副腎を疲れさせるNG習慣や食生活、改善法をピックアップ。忙しくても始められる副腎疲労対策についてお伺いします。 ──この記事は、 2018年8月29日の記事 の一部を再編集して掲載しています。 疲労回復のヒント シミ、ソバカスを増やさない。皮膚科医に聞く「夏終わりのスキンケア」 疲労回復の6つのヒント。隠れ疲労、脳疲労、副腎疲労…あなたの疲れは? 本間良子(ほんま・りょうこ)先生 スクエアクリニック院長。アドレナル・ファティーグ(副腎疲労)の提唱者、ジェームズ・L・ウィルソン博士に師事。副腎疲労の夫をサポートした経験から、副院長の夫・本間龍介氏と共に日本初の副腎疲労外来を設置。家庭医として従事する一方、抗加齢医学外来、副腎疲労外来で治療効果を上げている。近年はホルモン補充療法、ブレインマネージメントまで診療の幅を広げる。 取材・文/田邉愛理、image via shutterstock
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