仕事を終えて帰宅してから食事に家事......あっという間に寝る時間になってしまう毎日。そんな一日の中では、一人でゆっくり過ごす「自分時間」を確保するのは難しいことかもしれません。


目標を叶えてる人は「自分時間」を持っている

しかし、仕事などで理想や目標を叶えている人ほど「自分時間」を作り、楽しんで過ごしているということがわかりました。キリンビール株式会社が行ったアンケート(※)によると、約7割が「意識して自分時間を確保」しているという結果が。
「自分時間」を持つ理由は「誰かに邪魔されることなく物事を考える時間が欲しいから」「ストレスを溜め込まないように気分転換したいから」「自分自身をリセットするタイミングを持ちたいから」など、会社ではできないリラックスや考え事をする時間に当てているようです。


「自分時間」は、心の赴くままにとことん自由に過ごす

精神科医の名越康文氏は「何をするかは個人の自由。本でも映画でも、自分が好きなことを感情のおもむくままに好きなことを楽しめば良いのです。それらを通じて『自然に身体の中にわき上がってくる自分の感情』を大切にして、本質をじっくり味わうことが重要です」とその重要性を語ります。充実した「自分時間」によって思考がリセットされ、新鮮な状態で次の自分の課題に取り組むことができるようになるのだとか。

つまり、どんなに忙しくても充実した「自分時間」なくしては仕事もうまくいかない。俗に言う「アイディアが降りてくる」という経験も、身体のリラックスに伴わないと起こりえないのだそうです!

また、名越氏は「現代人は「自分時間」を過ごすのが下手になっている印象がある」とも。「SNSの普及により常に他者と繋がっていられる現代。いざ一人になった時にどのように過ごして良いのかが分からない人が多いのかもしれない」と言います。情報社会の中で自分の素直な心に耳を傾ける必要がありそうです。

「自分時間」とは、頭の中にアイディアが降り立つ「余地」をつくること。毎日少しずつでも「自分時間」を大切にして、思考をリセットし、体もリラックス。プライベートが充実すれば仕事に対してもゆとりが生まれるに違いありません!

ホワイトホース
(※現役の50代男性経営者・会社役員100名を対象)

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