ガーリックトースト(ガーリックブレッドとも)を作るには、パンとニンニクは当然欠かせませんが、いろいろなバリエーションを加えられそうです。今日は、私があれこれ試してみた結果たどり着いた、理想的なレシピをご紹介しましょう。
ガーリックブレッドはイタリア発祥ですが、私はフランスパンのバタールを好んで使います。
バタールは、スライスすると噛み応えのある皮の部分と柔らかい内側の部分の比率が完璧。バゲットより短くて太いので、ガーリックバターを塗る面積が大きくなるからです。
コツはニンニクを使い分けること
ガーリックバターを作るときは、ニンニクをふんだんに用意して、ローストして使う分と生で潰して使う分にわけます。 ニンニクを丸ごと1個ローストすると、パンに甘く香ばしい風味をつけることができます。 さらに、生のニンニク片を5個使ってニンニクの刺激的な味わいをプラスします。私は味付けの手間が省けるので、有塩バターを使いますが、そのあたりは作る人の好みのやり方でどうぞ。
最後に、新鮮なイタリアンパセリを少々加えると、爽やかなハーブの香りが映えます。パルメザンチーズは使わないのかな、と思うかもしれませんが、ニンニクの風味がぼやけるので、使いません(チーズブレッドはおいしいですが、それはまた別の話です)。
おいしいガーリックトーストの作り方
材料:
バタールか太めのフランスパンをスライスしておく 室温にした有塩バター1本(8等分する) ニンニク丸ごと1個 生のニンニク5片(潰しておく) オリーブオイル 少々 イタリアンパセリ 少々(風味を味わうためなので、ほんの少しでOK)作り方:
(1)オーブンは200℃に予熱しておく。
(2)丸ごと1個のニンニクは、外側の紙のような皮をむき、上から1/4をカットして中身のニンニク片が顔を出すようにします。そこにオリーブオイルをさっとひとかけしたら、ホイルで包み、キャラメリゼするまでオーブンで約40分間ローストします。
(3)できたら、オーブンから取り出して、バターと生のニンニク5片と一緒にフードプロセッサー(以下フープロ)にかけます。必要に応じてときどきフープロの側面をこそぎながら、全体が滑らかになるまで撹拌しましょう。
(4)次に、パセリを入れて、フープロをパルス(連続運転ではなく、ボタンを押すと回るモード)で使います。混ぜ過ぎるとパセリの形が無くなってしまうので、ご注意を。
(5)オーブンは、(もしあれば)「グリル焼き」モードに設定します。フープロから取り出したガーリックバターをスライスしたパンに塗り、オーブンのラックに直接乗せて焼きます。
(6)端っこが茶色くなり始めたらできあがり。
トマトソース系のものを乗せてもいいですし、ワインを飲みながらそのまま食べてもおいしいですよ。
ーー2018年7月19日公開記事を再編集して再掲しています。
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訳:ライフハッカー編集部