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収穫の秋、お米屋さんや直売所では今年も新米が出回りはじめました。
「新米」と呼べるのは、来年の10月31日まで
この時期だからこそ味わえる美味しさは格別です。ところで、秋に収穫された新米は、いったいいつまで新米なのでしょう。
国の基準では、新米は収穫された翌年の10月31日までをいい、その後は古米であると定めています。また「新米」という「表示」は収穫された年の12月31日までに精米され包装したもので、年明け以降に精米したものは表示できません。表示ができないからといってすぐ、古米になるわけではないのです。
お米に白い粉がついたら質が落ちた証拠お米には賞味期限こそありませんが、実は精米後は鮮度が命。でも、一人暮らしではなかなか食べきれず、ついつい長期保存しがちです。お米の鮮度を見分けるコツは、お米に手を入れて白い粉が手に付くようなら米が酸化して質が落ちた証拠です。
理想のお米の買い方は、お米屋さんや直売所でその場で精米してもらい少量ずつ(2~3キロ)購入するのがおすすめ。家に持ち帰ったら、酸化を防ぐためペットボトルへ移し変えます。虫除けに鷹の爪を1本入れてフタをして、そのまま冷蔵庫で保存。20日間ほどを目安に食べきるのが◎。
そして、せっかくの新米をおいしく炊き上げるには水加減がポイント。水分量が多い新米はいつもより少し水加減を減らします。炊き上がりのみずみずしさは新米ならでは。炊き立てを旬の秋刀魚をおかずに......なんて、想像するだけでお腹が鳴りそうです。
[全国農業協同組合連合会 茨城県本部,美味しい新米の炊き方 おいしいお米の伊佐米ショップ MAYA ]
photo by Thinkstock/Getty Images
(伊藤惠美)
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