ここ数年で節分の恒例となった「恵方巻」。巻き寿司をまるまる1本食べると、満足感もひとしおですが、なぜ巻き寿司なのでしょう。その由来をご紹介します。
恵方とは
恵方とは、その年の干支によって決まる最もよい方角を指します。2014年は東北東。自分のうちの東北東がわからない......という人には、方角を教えてくれるこんなサービスも。
巻き寿司を食べる理由
恵方巻の起源は、江戸時代末期の大阪の商人。一時廃れたりしましたが、1970年代にまた大阪の海苔問屋協同組合が中心となり復活しました。
なぜ巻き寿司かというと「福を巻き込むから」。食べるときはしゃべってはいけないと言われていますが、これは、しゃべると運が逃げてしまうからだそう。また、切ると縁までを切ってしまうので、丸ごと1本食べることが鉄則です。具材は七福神にあやかり7種類の具を入れるのが基本。ボリュームたっぷりですが、最近は女性や子ども向けに小さめのものが売られてます。
これからの幸福をいのりながら、今年は恵方巻を味わいたいと思います。
[【ニュース】行事再発見・なぜ節分に太巻きを食べるの?,ちょっと便利帳]
(マイロハス編集部)