都心でも特定の地域において使用可能な地域マネーが流通したり、地域の中で人と人とが繋がることで発展するビジネスが話題になり、一昔前に比べると、自分が住んでいる地域について考えさせられることが多くなったと思います。震災をきっかけとして、ローカルな社会の仕組み作りに興味を持つ人も増えているのかもしれません。
いまのまま働き続けられる?
都心で働く多くの人が、毎日の通勤電車生活から解放されたい、遠くのオフィスへ通うとのは違うスタイルで仕事ができたら......と考えたことがあるはず。現在、自分の仕事環境に満足している人も多いでしょう。でも、将来子供を産んでママになった後にどうやって働こうか、親の健康状態によって今と同じに働けなくなった時どうしようかとか、ライフスタイルの変化によってワークスタイルの変化が余儀なくされる可能性はおおいにあります。
「暮らしながら働く」を考えるイベント
子供の数の減少によって学校の合併&閉校が増える世田谷区では、もう10年も前から使わなくなった中学校のスペースを利用して地域の活性化を考える「世田谷ものづくり学校」のような活動が積極的に行なわれています。そんな世田谷において、2月1日〜7日の間、地域で生まれる暮らしと仕事を考えるワークショップが開催されます。「TOKYO WORK DESIGN WEEK」は、世田谷の住民はもちろん、他のエリアに住居を構える人にとってもとても興味のあるテーマです。
働くことと暮らすことは、とても密接に関係しています。暮らしながら働くという観点でモノゴトを見つめてみると、自分が今住む地域との関わり方にも自ずと変化が現れるのではないかと思います。10年後の自分のために、今、地域を考える。新しい発見ができそうなイベントです。
TOKYO WORK DESIGN WEEK SETAGAYA
日時:2014年2月1日(土)〜2月7日(金)
場所:CATALYST BA /その他世田谷区地域各会場
Stressed businesswoman image via Shutterstock
(小林繭)