だいぶ秋も深まり、寒さを感じるようになってきました。そろそろ鍋やシチューなど、温かいものが恋しくなるころ。冷え対策にショウガを食事に取り入れる人も多いでしょう。でも、ショウガはすべての体質の人によい、というわけではないようです。 「乾燥型」の人はショウガが体質に合わない傾向が

 『食べもので「体の不調」を治す本』(アスコム)によると、漢方の考え方で「乾燥型(陰虚)」の体質を持つ人は、身体に合っているとはいえないのだとか。

まずは「乾燥型」の特徴について挙げてみましょう。

・肌がよく荒れる
・一度の睡眠でたくさんの夢を見る
・寝汗をかくことが多い
・耳鳴りがある
・乾燥してコロコロした便が多い

(『食べもので「体の不調」を治す本』山本竜隆、石部晃子著より引用)

「乾燥型」の人は、身体の水分が不足しがちで熱がこもっている状態。「温」の性質を持つショウガを多くとると、身体を冷やすために水分が使われ、ただでさえ少ない水分がさらに減ってしまうことに......。乾燥肌が起こりやすくなることが考えられます。

「ストレス型」「精神不安型」の人も控えめに

このほか、イライラしやすくお腹が張りやすい「ストレス型(気滞)」、不安になりやすかったり寝つきがあまりよくない「精神不安型(心身不安)」の人も△。ほどほどにしておいたほうがよさそうです。

このように、漢方による8つの体質タイプのうち、3つでショウガがあまり合っていないということは、半分近くの人は、実はショウガが体質に合っていないということになります。

こうした体質は、「Pitali(ピタリ)」サイトでチェックすることが可能。私もさっそく試してみたところ、なんとストレス型で、ショウガはあまり合っていないことがわかりました。気になる人は試してみるのもいいかもしれませんね。

[『食べもので「体の不調」を治す本』, Pitali(ピタリ)]

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