よりによってクリスマス前にケンカ!? 試される恋人たち
こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。
今年もクリスマスの予定にあれこれ思いを巡らせるシーズンがやってきました。片思いの人も、すでにお付き合いしている人も、温かい素敵な愛の日々を送りたいですね。
期待が高まるこの時期だからこそ、ついついケンカをしてしまうカップルも、じつは少なくないんですね。夢見ていた素敵な未来が壊れてしまった......とならないためにも、今回は、男性の愛したい心を満たしつつ、愛される日々を送るための「男心を理解する秘訣」をお伝えしたいと思います。
●女性と男性のプライドの違いを尊重している？男性がとくに大切に思っているのがプライドです。
けれど、女性がもっているプライドとは違うため、良かれと思ったことが逆効果だったということにもなりかねません。では、おもにどういった部分が、女性と男性のプライドで異なるのでしょうか？
そのひとつが、女性は落ちこんでいるとき、慰められると安心し、男性は慰められるとさらに惨めさを感じてしまうところです。女性は共感能力が強く、自分の弱さや繊細さを好意的に受けとめられるため、慰められたり優しくされることに心地よさを感じることができます。
けれど、男性のなかには、慰められることを「自分の能力がないことだ」と感じ、屈辱的に捉える人もいるんですね。
そのため、男性が落ちこんでいるときも、必要以上に「かわいそう」と接するのではなく、その反対に「でもあなたは大丈夫、あなたの才能を信じているよ」というように、彼の力を信頼してあげましょう。
●感謝や発展のない態度が嫌われるつぎに、依存の問題です。
男性に対してあまりにも依存してはいけないと思いこみ、完全にひとりでなにもかもしようとしてしまう女性がいますが、これは愛情を遠ざけてしまうんですね。
男性は女性の依存が嫌いなのではなく、「べったり任せて何も努力しないこと」や、「頼ったとしても、その後の感謝がなく、さらに頼ろうとすること」が苦手です。
ですので、頼ってはいけないと自立するのではなく「頼れることは頼りながら、自分でも努力を続け、さらに頼らせてもらったら感謝をすること」を心がけると、より男性の愛を引きだすことができます。
●時には感性の部分でリードしてほしい男性のなかには、自分がデートコースを設定し、自分が計画を練り......ということに喜びを感じる人も少なくありません。そのため、男性を立てるためにいつも計画を男性任せにする女性も多いのですが、それだとどうしても自分のやりたいことができなかったり、「どうして素敵なところに連れて行ってくれないの？」という不満も出てきます。
でも、それを言ってしまうと、男性側は「せっかく計画したのに不満をぶつけられた」と不機嫌になってしまうんですね。
そんなときは、男性の計画性や感性のなさを頭ごなしに否定するのではなく「もっとこんな場所に行ったら素敵じゃないかな」「雑誌で見た素敵な場所だから、きっとあなたとも楽しめると思うよ」というように、ふたりの喜びをベースにした誘い方をしてみましょう。
あくまで自分が行きたい気持を優先するのではなく「ふたりで楽しむために」という提案をすると、男性側もさらに良い提案として受け容れやすくなります。
いかがでしたか？
ほんの少しの言い方や接し方の工夫で、男性の「愛したい気持ち」をくすぐることはできるんですね。彼の深い愛情を得て、とびきり幸せなクリスマスをお過ごしくださいね。
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