年間200食のパンケーキを食べたパンケーキマニアが「今いちばんおすすめ」と人気テレビ番組で紹介したことで、一気に注目の的になった「みさを大豆のホットケーキミックス」。

しかしこの商品、人気になったにも関わらず、現在は市場に出回っていないのです。理由は、東日本大震災の復興支援のために作られたものだからでした。

香ばしさが違う、大豆のホットケーキミックス

テレビ番組内で、この製品で作ったホットケーキを口にしたタレントさんは「香ばしさが違う!」と大絶賛。小麦粉にはない香ばしさの正体こそが、大豆なのです。

使われているのは、熊本の「みさを大豆」という在来品種。みさを大豆は熊本農業の高校生や小学生が、東日本大震災で被災した子どもたちにおいしいものを食べてもらおうと作ったものです。収穫できた分だけを製品化するため、大量生産・販売をしておらず、現在も在庫がないのだそう。

子どもに食べさせたいものを

メーカー側のこだわりも徹底しています。

「大豆の配合がいちばん多く、白砂糖や塩を使わない。精製していないミネラルの豊富な洗双糖や藻塩、ベーキングパウダーにはアルミフリーのものを使用しています。開発する際に大切にしているのは、本当に自分の子どもに食べさせたいと思うものか、ですね」

そう言われると、よけいに食べてみたくなりますよね。

みさを大豆のホットケーキミックスは現在入荷の予定がないそうですが、同じメーカーのフクユタカという大豆を使った「そい・ぷーどるのホットケーキミックス」は購入可能。フクユタカを使った大豆粉は、小麦粉や米粉に比べて糖質が約80%も低いとのことです。

とはいえ、やはり話題の「みさを大豆のホットケーキミックス」も一度は味わってみたい! サイトをこまめにチェックしようと思います。 

そい・ぷーどるのホットケーキミックスれんげ・カンパニー

pancakes via Shutterstock

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