ジェシー・デボーは、明るくて健康的なカリフォルニアガール。ブロンドの髪の毛と、青い瞳がキュートな彼女は「全米一若いヨガ教師」といわれていて、注目を浴びています。「REUTERS」によると、1年まえ200時間にもおよぶ本格的なヨガのトレーニングを終了した彼女はれっきとしたヨギーニ。13歳のいまでは、4歳から6歳の就学まえの子どもたちのクラスやティーンエイジャー向けのクラスを受けもち、日々を充実させているのです。
夢を叶えた少女その華奢な体躯からは想像できないほど思慮深く、落ち着いた雰囲気をかもしだすジェシーはこう語ります。
ヨガをすると、落ち着きます。私が落ち着くと生徒たちも落ち着いて、人の話に耳を傾けるようになり、すべてのものに敬意を払うようなっていく。(中略)
強さをもっていれば、年齢は関係ないのです。決心してゴールをさだめる。そうすれば年齢にかかわらず、だれだってなにかを達成できると思います。
(「REUTERS」より引用)
サンディエゴ市から25マイルほど離れたエンシニータという街。ここにある「ベルガモット・リゾート・スパ」で彼女はセッションを行っています。12歳のときにヨガ講師になるという夢を叶えたジェシーがいま目指しているのは、エコフレンドリーなヨガマットをつくること。環境問題に興味をもったのがその理由だそう。
ほかにも、いそがしいなか時間をつくってはボランティア活動として近所のオーガニック農園を手伝ったりとエコな活動に熱心です。
ひとりの人間として尊重されて育つ印象深いのは、彼女の両親の教育。子どもの自己判断をうながし、やりたいことを積極的にさせているといいます。子どもが精神的にもはやくから自立するのはこのためでしょう。
行動派のジェシーはハワイに行ってパドルボードの上でヨガを教える資格も取得したそうで、どうしたらそんなチカラが湧いてくるのかと不思議になってしまいます。けれど、彼女から「自分のやりたいことを貪欲にやっているだけ」だとピュアな瞳でサラリと言われてしまいそうです。