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豆乳や豆腐、油揚げ、厚揚げなどの大豆製品はヘルシーで体によさそうなイメージがありますが、マクロビオティック的にもアーユルヴェーダ的にも体を冷やし、消化しにくい食べ物とされています。
菜食を始めて体が冷えるなど体調が悪くなる原因のひとつとして、肉の代わりに「畑の肉」であるこれらのものを常食することがあるのではないかと思っています。日本の伝統的な食事では、大豆製品はハレの日のもので常食するものではなかったそう。また、これらの大豆製品には生姜を添えますが、これは生姜が体を温め、消化を助けてくれるから。
ベジタリアン生活を始めた頃、タンパク質をとらなければならない、と思い込んで大豆製品をせっせととっていた時期がありました。その頃は体も冷えていたし、なんとなくだるかったり、体が重かったり、朝起きられなかったり。この症状と大豆製品との関係性はアーユルヴェーダでもマクロビオティックでも説明できるのがおもしろいところです。今では豆乳は嗜好品としてとる程度、大豆製品も味噌などの発酵したもの以外はたまにとる程度です。
いろいろな食事法や健康法がありますが、根本的なところは同じことを言っている場合が多いなと感じます。そしてその根本を理解せずに、方法論だけを取り入れたり、自分の心身の感覚をおろそかにしたりしてしまうと、健康からかけ離れていってしまうことが多々あるなとおもいます。
今日食べたもの:にんじんとくるみのそぼろ丼おなかがぺこぺこで、今すぐがつんと食べたい。そんなときは、すぐにできるどんぶりものの出番です。
粗くすりおろしたにんじん(2人分で1本)、みじんぎりにしたしいたけ・戻したお麩を油で炒めます。全体に火が通ったらおろししょうがと細かく刻んだくるみを加え、米味噌、醤油、塩で味をととのえ、ごまをたっぷりと。ごはんの上にのせていただきます。くるみやしいたけの食感が楽しい、ボリューミーな一品です。
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