買い物先の名護から帰ってきた母が喜色満面と「これ、買っちゃった!」と、キッチンテーブルにどさっと置いたのは、大きなマリボーチーズのかたまりでした。チーズをこのうえなく愛する子どもたちからは、ため息のような歓声があがり、つくづく孫力の偉大さを思い知るのでした。

さっそく「チーズがあったら食べたいもの」の想像を巡らします。

ひと呼吸置いて「グラタン」とわたしが静か言うと、満場一致で頷く皆

では、簡単な作り方を紹介します。まずはペンネを茹で、くっつかないようにオリーヴオイルでざっくりと和えて置きます。ホワイトルーは、薄力粉とオリーヴオイル、豆乳で作ります。玉ねぎとトマトはさっと炒めて塩、胡椒をします。じゃがいもは蒸してからスライスし、チーズは細長く切ります。これで下ごしらえは完璧です。

耐熱皿にじゃがいも、ペンネ、玉ねぎ、ホワイトルーの順番に積み重ね、ちょうど畑に大葉もあったので、キッチンばさみで刻んでのせて、最後にチーズで蓋をします(チーズで蓋だなんでたまりません!)。高温にセットしたオーブンでチーズにおいしそうな焦げ目がつくまで焼きあげたら出来上がり。好みで胡椒をたっぷり挽いて

最近の沖縄は、暑かったり寒かったり。今日は汗ばむほどの陽気でしたが、夜はすーっと冷え込みます。冬なイメージのグラタンですが、まだまだたのしめそう

そんなこんなでぺろっと平らげた訳ですが、主役のチーズはまだまだ残っています。ピザ、ホットサンド、チーズ蒸しパン、チーズを入れたライスコロッケ、タコライス、チーズ春巻き......。次回はどんな料理で味わおうかなぁと、またもや食べることばかり考えています。

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