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沖縄の言葉「まーさん」の意味を考える日
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沖縄の言葉「まーさん」の意味を考える日

2015-05-11 08:00
    昔から長寿の人が多いイメージの沖縄ですが、実は近年、平均寿命ランキングが下がり続け、「沖縄クライシス」という言葉もあるほど。そこで、かつてのように長寿の島を目指して立ち上がった食の祭典が今年も開催されます。 「まーさん」とは「おいしい!」のこと

    5月22日(金)から24日(日)まで沖縄県那覇市では「沖縄まーさん映画祭~『いただきます』から世界を変えよう!~」が行われます。

    沖縄の言葉で「おいしい!」を意味する「まーさん」。日頃から口にしている食べ物の世界について実は知らないことだらけ。そこで、当たり前すぎて考えもしない食べ物の真実や奥深さを映画を通して知ろう! というのが、この映画祭です。今回も世界中からさまざまな「まーさん」な作品が上映されます。

    食が与える豊かさと可能性に迫った作品たち

    『A Film About Coffee』

    いくつかご紹介すると、まず注目なのが、今回プレミア先行上映される『Finding Gaston(原題)』。ペルーの食材にこだわったり、アンデスやアマゾンの新しい食材を広めるなど、ペルー料理界の重鎮で、世界的シェフとして知られるガストン・アクリオを追ったドキュメンタリーです。いままで知らなかったペルー料理に出会うことができます。

    パパ、遺伝子組み換えってなぁに?

    また、3年間にわたって、ホンジュラスやルワンダのコーヒー産地、そしてサンフランシスコ、ポートランド、シアトル、東京という世界のコーヒーカルチャーを牽引する都市をフィルムに収めたドキュメンタリー作品『A Film About Coffee』、青森県弘前市、美しい岩木山の麓で「森のイスキア」を主宰する佐藤初女さんの日々を追った『初女さんから いのちの贈りもの』、無化学合成農薬・無化学肥料の野菜作りを推進する大分県臼杵市で慣行農業から有機農業に転換する生産者や新しく農業をはじめる人々の変化を描く『100年ごはん』、さらには、過去にご紹介した『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』などが3日間を通して上映されます。

    「まーさん」なイベントも楽しめる

    島やさいとオーガニックワインのレストラン「浮島ガーデン」では、映画祭を記念したイベントを開催。たとえば、沖縄県産の野菜や穀物で卵、乳製品不使用のカラダに優しいおやつ教室を開催したり、地球にやさしいアイテムの販売も行われるので、映画祭に訪れたらぜひ立ち寄りたいところ。

    ただ「おいしそう!」と食欲を刺激される作品というよりは、映画を観たことによって、「食」に対する考えが変わるようなものばかり。毎日のことだからこそ、しっかりと知っておきたい作品ばかりです。

    「めざせ、長寿の島への返り咲き!」を目指す沖縄での開催。参加することでこちらも健康になれそうです。

    [沖縄まーさん映画祭]

    開催日程:2015年5月22日(金)23日(土)24日(日)

    会場:桜坂劇場(沖縄県那覇市牧志 3-6-10)

    チケット料金:前売券1200 円/当日券1500 円

    回数券:3回券3300 円/5回券5000 円(回数券は桜坂劇場・浮島ガーデンにて取り扱い)当日限定学割:800 円(※学生証提示)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/05/046099masan.html
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