フードロス・チャレンジ・フェス!
現在、世界でつくられている食べ物のうち、3分の1が捨てられてしまっていると言われています。
日本でもまた食べられるはずのものが642万トンも捨てられていて、これは1年間に獲れる魚量(375万トン)を大きく上回るそうです。
そんな食品廃棄をもっと身近に感じ、「フードロス問題」について、おいしいランチや スイーツ、ワークショップや展示を楽しみながら学び考える 「フードロス・チャレンジ・フェス!」が、2月6日(土)にアーツ千代田3331で開催されます。
どんな料理に仕上がるの?
フェスとあってどれも楽しい内容になっています。
まず、家にあるあまった食材を持ち寄り、みんなでおいしく変身させるシェアパーティ「サルベージ・パーティ」がスペシャル・ランチ・セッションを開催。
「サルベージ・パーティ」とは、捨てるにはもったいない。でもどう使えばいいの? という想いを持った人のために、参加者各々の自宅から持ち寄られた食材を組み合わせ、サルベージ・シェフが、その場で素敵な一品に変身させるというもの。
シェフが 「これとこれを合わせるの!?」と自分では思いつかないような料理に仕上げるので楽しくて、おいしくて、そして冷蔵庫はスッキリ! といいことだらけです。
親子で楽しめる
ほかにも非常食を「ごちそう」にして、みんなで味わい、 日頃から食と心の備えをしておこうというワークショップでは、食べ物を大切にする思いが防災に繋がるという企画。非常食とレシピのお土産まで付いてきます。
さらに、「つれてって!それ、フードレスキュー」は、スーパーで見切り品やおつとめ品を買ったり、商品棚の手前から購入することが、じつはフードロス削減へ繋がっていることなど、身近ですぐにできる行動を見なおそうという啓発プロジェクトで、今回動画を初公開します。
子どもたちには、ニンジン、豆腐、鶏肉などの「食材」になりきって、 「フードロス」から逃げる「もったいない鬼ごっこ」ワークショップもあり、親子みんなで楽しめる「フードロス・チャレンジ・フェス!」となっています。
家庭での料理の仕方も変わる
そもそも日本人には「もったいない」精神が息づいているので、フードロスにはフレンドリーなはず。
もっと身近に感じることで食料廃棄について考えるきっかけになり、何よりも食品を捨てるときのあの嫌な気持ちとお別れできるんです。
そして、どうしたら毎日の食事でロスを出さないかと考えると、献立のバリエーションも広がってお料理も楽しくなること間違いありません。
この機会にみんなでフードロスにチャレンジしてみませんか?
2016年2月6日(土)
11:30ー17:00
アーツ千代田3331
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14