不倫の常套句「妻が不安定。離婚もうちょっと待ってて」はフェードアウトの準備
「妻がいま不安定だから、別れ話を切り出すことができない。だから離婚話がうまくすすまない」というのです。これって...本当？
かなりの確率でウソ！
そもそも妻の状況が本当に"不安定"なのか。それは恋人にはわかるよしがありません。
「もしも俺が側にいないとダメな状態なんだ」とまで言っているようならば、それは不倫相手との関係を清算する気満々な可能性が高いのです。
もし本当だったとしても...
本当に妻がメンタルを病んでいたとしても、それは夫の不倫疑惑に心を痛めているからであり、夫のせいです。
妻の勘はけっこう侮れないもの。どんなに上手に隠していたとしても、バレていないつもりでも、妻は「夫の様子がなんだかおかしい」とどこかで感じています。イライラしたり、精神不安定になって当然なのです。
順番としては、妻のメンタルが不安定→家庭内不和→不倫、ではなく、不倫→妻が不安定→家庭内不和が正解。
だからもし妻が不安定だと言われたとしても、それが理由で離婚話が進まないというより、男の不手際のせいなのです。それを妻のことを引き合いにして、すべてをあやふやにしようとする男の小ずるさが見え隠れします。
フェードアウトを狙ってる！
「...というわけなので、妻の気持ちが落ち着くまで、離婚は少しだけ待って」。
もしこんなことを言ってきたら、ぜひ「待ちません。さようなら」と言ってほしいなと思います。だってこれは、なし崩しにフェードアウトをはかろうとしている証拠だから。
実際に私の周囲で、こういう風に距離をおいている間に、不倫男の家族に赤ちゃんが生まれていたケースがあったのです。
男のなかには面倒な別れ話をするよりは、妻を精神の病いにして、なんとか自分の痛みを少なくしつつ逃げ切ろうとする、ずるい男がいます。
こんなセリフを耳にしたら、本当にその彼とは潮時。待っていてもいいことなんてひとつもありません！ 自ら「さようなら！」と言える勇気を持ちましょう。
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