テックフレンドリー化が進むいま。

オンライン上で、簡単に世界中の宿と旅行者がつながれるようになりました。

その結果、自分が旅行したときだけでなく、日本へ旅行に来た海外の人々と交流できるチャンスも増えています。

そんななか、日本のスーパーホスト率は世界一、といううれしい調査結果が出ました。

日本のホストはおもてなしに積極的

「スーパーホスト」とは、世界中のユニークな宿泊施設と旅行者をつなぐコミュニティ「Airbnb」の制度。

宿泊実績、5つ星レビューの数、高い返答率、コミットメントで評価・選出される、エリートホストのことです。

Airbnbが行ったアンケート調査では、日本のスーパーホストの割合は14%。

世界平均の9%より5%も高く、世界トップになったそうです(5,000人以上のホストがいる国において)。

また、日本のスーパーホストは、収入源としてのホストの枠を超え、地元の家庭料理でおもてなしをしたり、観光名所を教えたりする活動に積極的なことがわかっています。

異文化交流で日本をもっと好きになる

アンケートの結果を見ても、ホストになった理由は、収入よりも「異文化交流」のほうが多く挙げられています。

ネットで世界中の人とつながれ、海外からの旅行者も増えたいま、外国人を見かけることは増えましたが、会話をしたり情報交換したりするには、もうひとアクションが必要。

そこに、異文化交流をしながら収入も得られるAirbnb が、うまくハマったようです。


旅行に行けないときだって、旅する人を受け入れれば、異文化体験ができます。

そして、異文化に触れ、日本のことを伝えようとするほど、日本の魅力にも気づき、日本人として生きている自分にも自信が持てるようになります。

自分に自信が持てれば、ほかの人の考えや生き方にも共感する余裕が生まれ、ますます視野が広がる、というわけです。

そう考えると、テクノロジーの発展なんてどこか他人ごとのようでしたが、じつはかなり、自身のグローバル化を助けてもらっている実感が湧いてきます。

[Airbnb]

写真/PIXTA



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