アメリカと同じように、フランスでもクリスマス(ノエル)は大切な行事。街中がノエルムードに包まれています。
カップルで、というよりは、家族で過ごすのが一般的なフランスのノエルですが、仕事の事情で実家に帰れないひとり暮らしパリジェンヌが大勢いるのも事実。
そんな彼女たちは、工夫を凝らしてノエルを充実させています。
パリジェンヌのノエルはツリー作りから始まるCaramelina Cakeさん(@ruth_le_meilleur_patissier)が投稿した写真 - 2016 12月 16 10:21午前 PST
パリジェンヌにとって、クリスマスツリーは必須アイテム。
サイズは小さいものでも、ツリーにデコレーションをするところからノエルを迎える準備が始まります。
大きさもバランスも気にせず、お気に入りのオーナメントを飾りつければ、世界にひとつだけのツリーのできあがり。
Marion Coeneさん(@marioncoene)が投稿した写真 - 2016 12月 17 3:36午前 PST
もし、ツリーを買う時間がなくても大丈夫。家にある本を集めて即興ツリーを作っているパリジェンヌを見つけました。
あまり考えすぎずフィーリングで飾ったほうが、自分の個性があふれるアーティスティックなツリーが完成します。
友だちや同僚を呼んでホームパーティCyrielleさん(@cycytrouille)が投稿した写真 - 2016 12月 17 10:43午前 PST
パリジェンヌは、同じアパートの顔見知りの隣人や、同じくひとり暮らしの友だち、彼と別れたばかりの同僚を招いて自宅でパーティをしながら、どこまでも深い話をするのが大好き。
ガールズトークだけではなく、政治や経済のことだって話します。
そのとき、招く人はテーブルセッティングでムードを高め、招かれた人はアルコールやお花を持って時間には少し遅れていくのがマナーなのです。
ボランティアや募金で社会に貢献するクリスマスというイベントをきっかけに、何か人に手助けできることはないかと、インターネットからボランティアや募金をするパリジェンヌは多くいます。
しあわせな気持ちに包まれるクリスマス。そんなハッピーな気分を、他人にもシェアしたくなるのかもしれません。
自分なりのクリスマスツリーを作ったり、ボランティアで社会貢献したり。そんなアイディアに連携しているのが、パリジェンヌの"自分で生活を楽しくする"という生き方。
どうすれば楽しめるか、を常に考えている彼女たちのノエルは、ユーモアとセンスに満ちています。
年末年始に、実家に帰らずに東京に残る人は、どれだけ自分が楽しめるか、うんうん考える価値ありそうです。
写真/gettyimages
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