「女子力が低い」と言われると、なぜか悲しい。そのくせ「女子力あるね」なんてほめられると妙に恥ずかしくなって、「そんなことない」と強く否定したくなります。
この過剰反応は、どこからくるのでしょう。グリッティで「東京ときどき心理学」を連載中の心理カウンセラー・小高千枝さんに聞いてみました。
昔の「女子力」は他人目線小高さんに「女子力」という言葉へのモヤモヤをぶつけてみると、「以前は『ゆるふわ』なイメージでもてはやされた女子力だけれど、最近はずいぶん変わってきた気がする――」とのこと。
「自己意識には2つの種類があります。ひとつは、SNSのフォロワー数や『いいね!』の数で自分の価値をはかったり、人前での言動に気を遣うような、他者評価を重視する『公的自己意識』。ひと昔前の女子力は、まさにこれ。
そしてもうひとつは、私は私、自分自身の感覚を重視する『私的自己意識』。この2つのバランスがとれた女性が増えたら、『女子力』という言葉にモヤモヤする人は減るかもしれませんね」
と小高さんは語ります。
では、小高さんが考える新しい女子力って?
「人の評価を気にしすぎるのではなく、自分が心地よくあるための力です。そう考えると『女子力が高い』って、とてもいい褒め言葉だと思います」
今まで女子力という言葉が嫌いだったのは、他人目線の圧力に抵抗感があったのかもしれません。
自分に後ろめたいことをなくしていくでは、どうしたら「自分が心地よい女子力」を身につけることができるのか? 小高さんが教えてくれた3つのポイントがこちらです。
1.「女子力=人間力」に置き換える世間的にはまだまだ「かわいい」とか「男ウケする」が女子力の基軸。無理のない、自分に心地よい女子力は「人間力」、ひいては「自分力」に置き換えて考えてみて。
2.自分の気持ちが上がることを探す女性には、触れたり目にしたりするだけで、気持ちが上がったり落ち着いたりするアイテムがたくさん。花を飾る、アクセサリーをつける、好きな香りをまとう――、そんな自分のお気に入りを見つけておくことが大切。
3.自分に後ろめたいことをなくしていく部屋の整理ができていない、SNSのし過ぎでつい夜更かし...など、人に見られていなくても、自分のなかで後ろめたさを感じることをやめてみて。それは、自分を大切にするということ。小さなことでも実行していけば、自分が心地よい女子力につながる。
これまで「女子力」という言葉に感じていたモヤモヤの、もうひとつの正体。それは、忙しさを理由に自分を後回しにしていたことへの「後ろめたさ」だったのかも...とはっとしました。
見えないところのケアからはじめる手やツメがカサカサしている手で名刺交換するのも、見えないところのムダ毛処理をおろそかにするのも、歯の黄ばみや口臭が気になったまま何もしないのも、ぜんぶ「後ろめたさ」につながります。自分自身を大切にするには、まずは気になっている「後ろめたさ」をなくすこと。
そう考えたとき、人から見えないからこそ忘れたくないのが、デンタルケア。歯みがきは毎日しているのにむし歯になったり、誰かと話していてもふと口臭が心配になったりします。
その原因は、歯みがき不足というよりは、歯と歯のスキマケアをさぼっているからかも。
食べカスは見えないところにも詰まります。しかも、見えていないだけで、歯と歯のすき間には「プラーク(歯垢)」もたまっているんです。
プラークはむし歯菌や歯周病菌などの細菌のかたまり。プラークを放っておくと、むし歯はもちろんのこと、将来の歯周病や歯ぐきのトラブルの原因になり、口臭もひどくなってしまいます。
だからこそ、大切なのが歯間ケア。欧米ではメイクや身だしなみ、部屋の掃除と同じくらい、フロスを使った歯間ケアが当たり前だといいます。
初めて歯間ケアする人にすすめたいフロス左から:糸ようじ 60本入、糸ようじ 入りやすいタイプ 60本入
初めてフロスを使う人には、糸状のフロスは扱いづらいことも。そこで使ってみてほしいのが、使いやすい柄つきタイプのフロスです。定番は「小林製薬」の「糸ようじ」。
商標登録もされている本家本元、30年間のロングセラーを誇る歯間ケアの定番商品で、フロス&ピック市場での売り上げもナンバーワン。ミントの香り付きのものもあって、食後の気分転換にもぴったりです。
今年出た新商品「糸ようじ 入りやすいタイプ」は、歯のすき間がせまくて歯間ケアがしにくかった人におすすめ。「糸ようじ」よりも糸の数を減らし、すべりがよくなめらかな糸に変えたことで、せまい歯間にもスッと入るようになりました。
それぞれ携帯袋もついているから、外出中、いざというときにもケアできるよう、ポーチに忍ばせておけます。
デンタルケアは、歯と歯とスキマまでていねいに。始めてみると簡単だし、1日1回、夜の歯みがき後にすれば、1日分の汚れや歯垢も落とせて、気持ちも不思議とすっきりします。
後回しにしていた自分のための「女子力」。まずはこんな小さなことから始めたくなりました。
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小高千枝
メンタルヘルスケア&マネジメントサロン代表。サロンでの臨床をはじめ、企業顧問として従事。心理学、メタルヘルスケア・マネジメントの必要性や大切さを伝える。明確な心理分析やメンタルトレーニングは多くの女性をはじめ著名人からの支持もあつい。日本テレビ「ナカイの窓」などマスコミ出演多数。小高千枝OFFICIAL BLOG「メンタルビューティ時間」
撮影(商品)/内山めぐみ 文/大森りえ image via PIXTA
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