PC、スマホ、ゲームなどで猫背の人が増えています。最近は「猫背を治すと身体が変わる」というような本も見かけます。身体への負担はわかっていても「仕事でPCの前に座り続けなければダメ」という人もいるでしょう。
そこで今回は、デスクワークで一番疲れない姿勢のポイントを3つご紹介します。
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☆椅子は足首、ひざ、股関節が90度になるようにする
「椅子の高さですが、足の裏を床にしっかり着けます。そして足首、ひざ、股関節が90度になり、背骨がゆるやかなS字を描くように(座ります)」
いま椅子に座っている人は、自分の身体をチェックしてみてください。高さが不安定だと、長時間座っている間、ずっと身体に負担をかけてしまいます。デスクワークで1日の1/3の時間、無理な姿勢でいると考えると少し怖いです。
☆机に手を乗せたときひじが90度に曲がるようにする
「背すじを伸ばして座ります。(中略)その姿勢からひじだけを90度に曲げたところに、机やキーボート、マウスがくるようにします」
ひじの曲げ方で身体に負担がかかるのは意外でした。腕は机の上に乗っているので、身体が重さを感じているとは驚きです。キーボードの打ちすぎで腱鞘炎になる人がいますが、そうならないためにもひじの角度は重要ですね。
☆モニターの最上部が目線と同じになるようにする
「背すじを伸ばした状態で、画面の最上部が目の高さになるようにします」
PCやスマートフォンで一番いけないのが、ずっと下を向いていることです。ノートパソコンも下を向きやすいので注意が必要。ほとんどの人が画面の中央あたりに目線が集中しているでしょう。できればモニタの下に硬いものを置いて、高さ調整ができればバッチリです。
最初は違和感のある姿勢になります。でも、肩こりや頭痛の原因になる状態を放っておいていいはずがありませんね。会社では高さの調整は難しいかもしれないので、せめて家では気をつけたいです。
毎日の姿勢が身体に及ぼす影響は大きく、猫背にも種類があり、自分の特徴を知って少しずつ治していく方法が本のなかにありました。身体に負担をかけなければ、美容効果もあります。まだ若いからと思って安心していると、のちのち泣くことになるかもしれませんよ!
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