でも、「もしやティッシュオフでUVカット効果が落ちるのでは?」と、誰もが1度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか?
日焼け止めにもティッシュオフに強いタイプ、弱いタイプがあるんです。
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■ティッシュオフに弱い吸収剤タイプ
日焼け止めには、有効成分に紫外線吸収剤を使っているものと、紫外線散乱剤だけのものがあります。
製品やメーカーの技術によって程度の違いは大きいのですが、一般的に、紫外線吸収剤は油溶性のため、ティッシュオフで油分をとる際いっしょに日焼け止め効果も落ちてしまいます。
なので吸収剤配合の日焼け止めはなるべくティッシュオフしないほうが無難。ベビーパウダーや葛粉をファンデ前のプライマーに取り入れ、ベタつきをなくすのがオススメです。(葛粉メイクのくわしい方法はコチラ)
■ティッシュオフに強い散乱剤タイプ
「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル」と書かれているのが散乱剤タイプ。
このタイプは有効成分が酸化チタン、酸化亜鉛であり、オイル部分はあくまでそれらが均一につくための基剤にすぎません。
なので顔に塗り広げたあとはティッシュオフOK。たっぷり塗ってUVカット効果を存分に出し、ベタつきだけオフという理想的なつかいかたができます。
こすると取れるので、おさえるだけにしましょう。
(左から)トリニティーライン UVケアミルクEX/2,800円、紫外線予報 UVクリーム4+/1,800円(すべて税抜)
散乱剤タイプというと、肌の弱い人が仕方なくつかうもの、白浮きするという印象がありましたが、最近は高SPF&PAで、なおかつ仕上がりや塗り心地のよいものが出てきています。
メイク前のティッシュオフだけでなく、夏は汗をおさえたり、あぶらとり紙で化粧直ししたりする機会が増えます。
日焼け止めを塗ったのに焼けた! という人は、スペックや塗る量はもちろんのこと、ティッシュや布でおさえる習慣も考慮してチョイスするといいですよ。
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