グリッティ白書でも不倫している読者がいましたが、じつは不倫の関係は、とくに20代の働く女性なら落ちやすい恋の罠があったんです。
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■「認められたい」気持ちが満たしてほしくなる年頃
人には「認められたい」という承認欲求があります。20代の働く女性の多くは、仕事でもまだまだ頑張りどきであり、忙しい日々のなかで「認められる」という経験が少ないのです。
「人に頼られたい」、「必要とされたい」という欲求を満たしたい気持ちから、不倫のトラップにかかってしまう可能性があります。とくに「ふたりだけの秘密だぞ」、「本当に俺を理解してくれるのは、お前だけだ」などという特別感たっぷりの言葉についついハマってしまうのです。
「誰かに認めてもらいたい」と感じたら、まずは自分で自分をほめて認めることからはじめましょう。
■不倫は悲劇のヒロインという錯覚
最近では、不倫を題材にしたドラマや小説が人気を集め、不倫に憧れる女性が増えているようです。女性は誰しもヒロインへの憧れが強く、ときに悲劇のヒロインぶって自分に酔いしれることがあります。
そのような演出は、現実よりもキレイに描かれているため、不倫の恋は素敵な恋だと錯覚してしまいます。しかし、現実は辛く悲しい結果となることがほとんどです。
グリッティ白書では、密会現場が奥様に見つかり修羅場になったというエピソードが投稿されましたが、現実はドラマよりもずっとドロドロした感情が渦巻き、複雑な心理状況に陥ってしまうのです。
もっとリアルな世界へ目を向けましょう。不倫にハマってしまうと、そこから抜け出すのはとても難しいのです。
■ダメだとわかっていてもやめられない!!
不倫の恋には、「カリギュラ効果」と「ロミオとジュリエット効果」というふたつの心理が働きます。
禁止されていることがより魅力的に感じる「カリギュラ効果」によって、してはいけないとわかっていながらも、不倫にのめりこんでしまいます。
法律的にも道徳的にもよくないとわかっていても、かえってそれがスパイスとなって燃え上がってしまうのです。
また、障害を乗り越えてでも求め合うのが真実の愛だと信じ込み、状況に陶酔していることを「ロミオとジュリエット効果」と言います。会えない辛さや寂しさもありながら、それを乗り越えて会えたとき、よころびがより大きく感じられるので、どんどん気持ちが盛り上がってしまうのです。
不倫の恋だけが、恋の選択肢というわけではありません。もっと視野を広げて、100%の愛情を受け取ることのできる恋愛をしましょう。