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つい甘いものがほしくなるのは、「腸内フローラ」のせい?
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つい甘いものがほしくなるのは、「腸内フローラ」のせい?

2015-03-09 19:00
    甘いものを食べないと気がすまない...、私って意志が弱いのかな。そんな人は、もしかしたら腸内細菌に心を支配されているのかも。

    2月22日放送の『NHKスペシャル』がきっかけで、「腸内フローラ(腸に住む細菌たちの生態系のこと)」というキーワードが注目されています。

    そこで腸内細菌について調べてみたところ、海外の研究におもしろい情報を見つけました。恐ろしいことに、腸に住む細菌が私たち宿主の食事グセを操っているのだとか。



    【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】

    ■食べたいものは、細菌の勢力争いで決まる?

    アメリカの大学などの研究について書かれた雑誌『BioEssays』の記事を意訳すると

    腸内細菌がみずからの勢力拡大のために、宿主の神経系を乗っ取り、私たちの摂食行動を操っていると考えられる。

    とあります。

    私たちは、自分が食べたいものを食べているんだと思っていましたが、じつは腸内細菌たちの勢力争いに振り回され、細菌が望むものを食べさせられていたなんて、ショックですよね。

    たとえば、だれでも腸内に持っている「カンジダ菌」。普段は悪さをしませんが、砂糖の摂りすぎや抗生物質の服用など、ひょんなことから腸内が悪玉菌優位になると、とたんに急増します。

    すると今度は、カンジダ菌自身が勢力を強めるためにエサとなる砂糖をほしがり、甘いものをもっとくれ! と私たち宿主に要求してくるのだとか。

    ■ダイエットは、腸内環境を整えるのが近道

    食後のスイーツを食べないと気がすまない! など、甘いものを摂る習慣がついた人は、自分が食べたいのではなく、腸内細菌の意のままに操られているのかも。

    スイーツ癖から抜け出すには、便秘対策と同じようにプロバイオティクス(乳酸菌、発酵食品など)や食物繊維を摂り、腸内フローラを改善させていくのが近道です。

    油っこいジャンクフードや炭水化物グセにも同じことが言えるようですよ。

    意志の力で食べたいものを我慢しなきゃ! ではなく、ちょっと発想を変え、腸内環境を整えることを意識してみては?

    cakes image via Shutterstock

    RSSブログ情報:http://www.glitty.jp/2015/03/044671post_9872.html
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