日本ではジュースクレンズが熱を帯びていますが、バンクーバーでは、次のトレンドがもう来ています。それが「スープリセット」。ジュースではなく「スープ」、クレンズではなく「リセット」です。

カナダに来て1年半。日本にいたころとは、まったく違う食生活を送っているため、最近胃腸が疲れていると感じた私は、バンクーバーで今注目を集めている「スープリセット」を実践してみることにしました。



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■スープリセットって?

スープリセットとは、バンクーバーの「Kits kitchenというスープショップがはじめたプログラムです。カナダのファッションブロガーや地元メディアなどでも、こぞって取り上げられ、「NEXTジュースクレンズ」と言われています。

スープリセットの目的は、デトックスや体重を落とすことでなく、あくまでも食生活をリセットして変えていくこと。48時間スープだけを取り続けることで、胃腸を休め、荒れている腸内環境を整えます。

さらに「Kits kitchen」のスープは、すべてオーガニックでバンクーバーの農家から仕入れているもの。グルテンフリーや乳製品フリーのものが多く、種類によっては完全にビーガンのものもあります。余計なものは入れない、シンプルなスープが人気です。

■空腹がキツイときは、穀物やチキン入りスープ

スープリセットの2日間は、1日あたりスープを6本分(250ml×2本、500ml×4本)摂取します。朝ごはんの前に飲むチキンスープは、寝起きの身体に沁みこみました。

1日目は、空腹が結構ツラいと思っていましたが、穀物やチキンが入って食べごたえがあるスープをランチに食べたら、とても腹持ちもよかったです。スープだけで、夜まで大丈夫かな......?と思っていましたが、しっかりカバーできたので、仕事を頑張ることができました。

■水分摂取の効果で、お通じも快調

2日目も、1日目と同じ量のスープを摂取します。規則正しくスープを食べると、前日とは違い、ひどい空腹感を感じることなく、むしろ1度に1本食べきるのが苦しくなるくらいでした。

スープリセット中は激しい運動は避け、ヨガのようなゆったりとした運動をします。私は、朝ヨガにいって身体をリフレッシュさせました。

また、2日目にして、お通じがすこぶる快調に! 1日2リットル以上のスープを摂取しているので、するんっと出て行く感じで身体がスッキリしました。さらに、ガスのゴロゴロ感がなくお腹の調子が整ったよう。

ダイエット目的ではなかったのですが、結果として体重は1キロ減。うれしいおまけとして、夏場のエアコンで冷えを感じてしまう冷え性の私でも、温かいスープを食べることで身体がポカポカして冷えに悩まされずに過ごせました

女性は冷え性の人が多いので、スープリセットは日本に人気が飛び火する予感! 味噌風味のビーガンスープなんて、ぜひ食べてみたいです。

Kits kitchen

Young woman image via Shutterstock


(Shoko)

RSS情報:http://www.glitty.jp/2015/07/047449kitskitchen.html