▼第565号
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2024/01/09

夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
　　　　　　　　　　　vol.565
　　　【キャリアで迷ったら「変化する方」を選べ】
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《目次》
01.先週の出来事
02.時事ネタ解説
03.Reading the world
04.Q&A
05.Product Lab
06.Good Food Good Life
07.時事ネタキュレーション
08.編集後記

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【01.先週の出来事】
　社会問題からプライベートな話題、訪れたレストランまで、「先週あったこと」をベースに、夏野剛の頭の中やプライベートを覗いていくコーナーです。
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◆2023/12/25-2024/01/07

　年明け早々から、ジャカルタへ出張し、現地の最大の出版社兼書店チェーンを運営する会社とのJV設立の発表をしてきた。
　KADOKAWAの社長に就任してから2年半。特にコロナ禍が収束したこの1年半の間に世界中飛び回って、世界の日本コンテンツに対する旺盛な需要を目の当たりにしてきた。

　皆さんは日本のアニメや漫画が世界でウケていることは認識されていると思うが、実際に現地に行ってみると、「ウケている」なんてもんじゃないことがわかる。
　よく、イベントで日本のアニメのコスプレが普通になっていることが報道される。それは事実。
　NYでは『コミコン』と『アニメエキスポ』が年1回ずつ開かれ、アニメやマンガが盛り上がるが、それだけでなくLAやSeattle、他の大都市でも似たようなイベントが絶えず行われている。
　パリの『Japan EXPO』はさながら日本のコンテンツ見本市だが、それ以外にも1月後半にはアングルームという地方都市でマンガイベントが行われる。イギリスでもドイツでも、ヨーロッパでは一年を通してどこかで日本の漫画やアニメのイベントがある。

　しかしイベントだけではない。