敵。
ゲームにおいてほぼなくてはならない存在ではないでしょうか。
ゲームとは単純に『敵』を倒すこと、と言ってもいいくらいです。もちろん例外はありますけどね。
ゲームの構成要素としては当たり前過ぎて『敵』が出てくることに疑問は感じないと思います。
そんな『敵』ですが、ちょいとばかりRPGにおいての『敵』をふと考えてしまうわけですよ。時間に余裕があるニートなので(でも人生に余裕はない)。
RPG、ファンタジー、モンスター、剣、魔法、勇者に魔王――。
魔王がいてモンスターがいる世界。
そこら辺のモンスター(敵)を倒すと経験値がもらえてお金が手に入る世界……。
ん? よく考えたら最高じゃね?
(そういやアニメのドラゴンクエスト(勇者アベルのほう)じゃモンスターは宝石から出来てたな)
勇者にはなれないかもしれないけど『敵』を倒すだけでお金が手に入るんだぜ? あれ? よくね?
しかもドラクエ3においては遊び人でもレベル20になれば賢者に転職できるという素晴らしい世界!
ニートでもレベル20になれば賢者になれるんじゃね? よくね? とか思うわけですよ。
んでしまいには「あー魔王でも降臨しねーかなぁ。そしたらスライムでも倒して経験値溜めて小銭稼ぐのにー」とか独り言を呟くわけです。
そしてさらに考えるんです。
経験値、お金、経験値、お金、経験値、お金、経験…………ハッ!?
ふつーに働けばいいじゃん!
経験は積めるしお金ももらえるじゃん! モンスターと戦うことないじゃん! つーかよくよく考えるとモンスターと戦うと死ぬ可能性もあるわけじゃん?
なら魔王降臨とか言ってないで現実でふつーに働けばいいじゃん!
…………はい、そうですね。働くのが一番ですね。妄想はほどほどにしておきましょう。
ニートにはきつい結論(敵)が出たところでおしまいです。
どうもありがとうございました。