2020/11/13 党定例会見録

0. 動画

【11月13日午後1時〜】党幹部記者会見ライブ放送


1. 参加者

  • 立花孝志
  • 大橋昌信
  • 浜田聡
  • 新藤かな

2. アジェンダ


議題

詳細

発言者

役員会の報告

・公認候補者と党が交わす誓約書ができました

・「ゴルフ党」への党名変更について

・新しい公認候補者が決まりました

新藤

浜田議員の報告

・質問主意書を6通提出しました

浜田

大橋副党首の報告

・二瓶文隆・江東区議会議員に対する名誉毀損の訴状が受理されました

大橋

立花党首の報告

・ゴルフ党【NHKから国民を守る党】に正式決定!!!

・NHKの弁護士法違反について、さいたま地裁でこちらに有利な判決が出ました

立花

質疑応答

・所属議員の懲罰については立花一任で

・「国民を守る党」は立花孝志がいなくなった時に変えてほしい政党名

・ゴルフ党への変更は、NHK問題の解決という目標を達成するための推進力を得るため
・政党名の長さは公約2つまで
・ゴルフ党って何だろうと思った人は、すぐにスマホで調べられる時代

・選挙ウォッチャーちだいこと石渡智大との裁判について

・支持率が0.6%を下回ったら、党として終わり

・ゴルフ党についてのいろいろな質問

・人に迷惑をかける政治団体ばかりではないことを知ってほしい

・立花党首が在宅起訴された事件の裁判の進捗について

立花

3. 党役員会の報告

1. 公認候補者と党が交わす誓約書ができました


新藤:前回の統一地方選後、NHKから国民を守る党で公認をもらって、それありきで当選されたにも関わらずすぐに離党された方が出て、離党者が相次いでいる状況を踏まえまして、公認候補者となった場合に、3点お約束していただく誓約書が出来上がりましたのでご報告させていただきます。


新藤:1点目「NHKから被害に遭われている方を全力でお守りいたします。」2点目「履歴書や面接の際に虚偽の申告があった場合には、公認を辞退いたします。」3点目、これが一番大事なところですね。「NHKから国民を守る党公認で選挙で当選したにも関わらず、任期途中で離党した場合には即議員辞職いたします。」この3点になります。


新藤:また、党からお約束する文言も書いてありまして、「党から議員に対し党費を納めるよう強制したり、議員になってからの活動を制限したり、具体的には党員や人を集めること、党の選挙応援に来ることなどの強制をかけることはいたしません。」と、公認候補者さんに対して党からお約束させていただくことも文言として載せさせていただいております。


新藤:こちらの誓約書を一筆書いていただくことで、離党者を防ぐ効果も期待しております。ただ一方で、こちらが法的拘束力があるものだとは認識しておりません。公認をもらったにも関わらず途中で離党されて任期を続けられている議員さんに対して、法的に言えるものではありませんが、一筆書いていただいた後に当選されて、仮に離党された場合には、「一筆書いているにも関わらず議員辞職もしないで議員を続けているよ」と言うことは可能だなと。むやみやたらな離党者を防ぐためにこのような誓約書ができて、一筆書いていただくような方向性になりました。

2. 「ゴルフ党」への党名変更について


新藤:ゴルフ党への党名変更についてディスカッションがございました。メリット・デメリットある中で比較検討していかなければならない、という認識は当然ございます。ただ、メリットとして一番大きいのは、公党が党名変更したとなりますと、当然、報道があるわけでございます。


新藤:私たちNHKから国民を守る党は、現在もNHKと裁判を行なっておりますが、NHK問題についてかなり真剣に取り組んでいるという自負がございます。ですから、党名変更がニュースになった際に、「NHKをここまで追い込んでいるぞ」と。最近では、NHK集金人が弁護士法に抵触しているのではないかということで、裁判を3種類5つ同時に行わせていただいておりますが、NHK問題を真剣にやっていることを再度アピールするきっかけになることが一番のメリットかな、というお話がありました。


新藤:同時に、今までいろんな著名人にお声をかけさせていただいていたという事実がございますが、NHKから国民を守る党ではなく、ゴルフ党からだと立候補しやすいんじゃないかというメリットがございました。


新藤:NHKから国民を守る党という名称の政治団体を別に立ち上げることで、もしNHKから国民を守る党からだけ立候補したい方にも対応できるようにする。もし、党名変更があった際には、公党である「ゴルフ党【NHKから国民を守る党】」、「政治団体・NHKから国民を守る党」、他にもうひとつ「ホリエモン新党」がすでにございますので、この3つの党が存在して、党の代表者はすべて党首である立花孝志。公認が決まってらっしゃる方がたくさんいますけれども、公認候補者さんたちが自由にその方のお考えに沿って選べるような形が一番ベストなのではないかという意見もございました。


新藤:ゴルフ党だけではなく、ゴルフ党【NHKから国民を守る党】なのか、ゴルフ党とNHKから国民を守る党なのか、どちらが前後になるか細かいところはわかりませんが、基本的には変更した際にも、ゴルフ党とNHKから国民を守る党、この2つのワードは同じひとつの党名の中に入っているということでございました。


新藤:もちろん、Youtubeなどにもたくさんコメントをいただいておりますが、皆さんのお考えやお気持ちなどもあると思うのでそちらを配慮しながら、メリットデメリットを検討して、最終的な判断をしていくということを立花党首もおっしゃっていましたので、忌憚なく皆さんのご意見をお伝えいただけたらなと思います。


3. 新しい公認候補者が決まりました


新藤:重黒木優平さんが、神奈川県藤沢市の公認候補者として決まりました。



4. 浜田聡議員の報告

1. 質問主意書を6通提出しました


浜田:今週、質問主意書を6通出してきました。「環境事務次官の炭素税に言及した発言に関する質問主意書」、「障害をお持ちの方の雇用に関する質問主意書」これは公務機関と民間企業それぞれに質問主意書という形で提出しております。「NHKの委託業者が弁護士法72条に抵触するかどうかに関する質問主意書」、「住宅給付金についての質問主意書」、「サブリースを適応してはどうかという質問主意書」になります。



5. 大橋昌信副党首の報告

1. 二瓶文隆・江東区議会議員に対する名誉毀損の訴状が受理されました


大橋:11月11日に松戸簡易裁判所で、二瓶文隆に対する名誉毀損・名誉感情侵害での裁判の訴状を山本麻白弁護士にお願いしまして、無事受理されました。期日などに関してはまた追ってご報告させていただきたいと思っております。


大橋:以前もお話をしましたが、二瓶文隆から、私が過去2度起訴されている、河野孝志に対するハタシアイでの戦い(の申し入れ)が決闘罪に抵触する、というようなことを言われていて、私の把握していないところでも、二瓶文隆が私に対する名誉毀損・名誉感情の侵害を行なっているということを支持者の方からご連絡をいただきまして、そういった情報も山本麻白弁護士に情報がいっていると。もしかしたら、それも追加資料として裁判を行なっていくということになります。



6. 立花孝志党首の報告

1. ゴルフ党【NHKから国民を守る党】に正式決定!!!


立花:ゴルフ党【NHKから国民を守る党】に正式に政党名を変更いたします。変更時期なんですが、国会が終わる予定の12月5日から来年の通常国会の間に、必ず政党名の変更はいたします。国会の会期中にやると手間をかけないといけないところがたくさんあるということですので、今一番有力なのは、政党助成金の申請という意味では、1月1日付での申請になろうかと思います。銀行口座の名義、法人登記もされていますので法人登記名の変更というのを国会が閉じている期間に必ず行います。


立花:ゴルフ党【NHKから国民を守る党】(読み方:ごるふとうかっこえぬえいちけいからこくみんをまもるとうかっことじ)、略称は「ゴルフ」という形でやっていきたいと思っております。選挙の時に「ゴルフ」と書いていただければ有効票になるように総務省には届け出をしたいと思っております。



ゴルフ党【NHKから国民を守る党】 略称 【ゴルフ党】 に党名変更しました。| 立花孝志公式ツイッター

※会見時は略称が「ゴルフ」でしたが、正式には「ゴルフ党」となりました。



立花:そろそろ決定をしないと、NHKから国民を守る党が挙げている公約+ゴルフ党の政策が間に合わないのもそうなんですが、ゴルフ関係者から「本当にやるのか?」という問い合わせもたくさん来てますので、正式にやることは先に表明させていただいた上で、ゴルフ場、プロゴルファーの方、ゴルフ協会、ゴルフ用品店、ありとあらゆるゴルフの関係団体、関係者からヒアリングをしてやっていくということも含めて。


立花:決定をしておかないと話が進まない、ということと、コロナがいわゆる第3波と言われておりますが、東京都知事選で「11月には必ず第2波・第3波が来るであろう」と申し上げた通り、この先コロナが収束するということは世界の情勢から見ても非常に厳しい状況です。つまり、解散総選挙は間違いなく行われないでしょう。総選挙は任期満了の来年11月に限りなく近いところで行われる、ということは確信しております。オリンピックも開催されることはないだろう、ということを確信した上で、来年秋、ゴルフ党で総選挙を戦っていくということです。


立花:余談ですが、NHKから国民を守る党の時に、略称は「NHK」で届け出をしたいと総務省に申し出たんですが、相当もめました。NHKと言う略称は誤解与えてしまうということからしてもいかがなものかということで、相当の期間議論というか決定がされずに、最終的には新聞各社が「N国党」という表記を使っていることから、N国党の方が誤解もないだろうし、一般的になってきたということから、略称をN国党にしたという経緯がありました。ただ、ゴルフの場合は特段略称について、いわゆる民主党みたいな争いもないでしょうから素直に認められるでしょう。


立花:政党名を変えることについては従前申し上げている通り、われわれNHKから国民を守る党という舞台、昨年の夏に2%いただいた時点で舞台が用意されていて、その舞台にどのような看板をかけるのかっていうのが政党(名)になります。選挙の度に新しい看板をかけ変えるというよりも、追加すると考えていただければなと。今回は、NHKから国民を守る党の横にゴルフ党という看板を追加しますよ。その次の参議院選挙では、誹謗中傷から守るとか、裁判所から守るとか、新たな公約が追加されて、そのまま正式政党名に追加されていく、というようにお考えいただければと思います。


立花:準備を始めなきゃいけませんので、ゴルフ党【NHKから国民を守る党】については、ここで正式に決定をいたしましたので、事務方の方はこれで進めていただいて、年明けには正式に会見を開けるようにしておいてほしいと思います。


立花:これにともない、NHKから国民を守る党という単体の政治団体がどうなるんだということについては、同じ時に届け出をすれば、「政治団体・NHKから国民を守る党」というのは作ることができます。


立花:NHKから国民を守る党は商標登録をしておりますので、これを他の方が使用することは違法になりますので、そういう意味では代表者は立花で、「ゴルフ党」という公党、「政治団体・NHKから国民を守る党」が出来上がるということで、純粋なNHKから国民を守る党から立候補したいという方は、地方選挙ですけれども、そちらの政治団体を使っていただければということになります。



2. NHKの弁護士法違反について、さいたま地裁でこちらに有利な判決が出ました



弁護士法違反の裁判の判決について さいたま地裁



立花:ずっと戦い続けていますが、弁護士法違反についての裁判の判決が11月10日、さいたま地裁で出ています。結論からすれば、こちら側の主張が認められず、NHK側が勝ったということです。


立花:NHKの職員が弁済行為を受けたということで、ここの事実はそもそも争っていませんでしたので、NHKの正職員、従業員が受信料の回収に行ったために弁護士法違反ではない、という判決文でありました。これは、委託会社が行った場合には弁護士法違反になる、という反対解釈ができる判決文でありました。これで十分だと思っております。


立花:この判決を受けて、今朝、経済産業省と電話で話して、手紙も送っているんですが、ノーアクションレター制度(法令適応事前確認制度)で解消できないものについては、グレーゾーン解消制度というものがあって、文書で「NHK委託会社がやっていることが弁護士法違反に当たるのではないか」の回答をくれということで。


立花:グレーゾーン解消制度を所管しているのは経済産業省ですが、私の経営している「立花孝志ひとり放送局株式会社」として質問出したんですけれども、株式会社全般は、経済産業省が所管であることは間違いないんですが、NHKの集金業務ということですので、総務省から回答させるようにという形になっております。


立花:いずれにしても、NHK集金人が契約をすることについては弁護士法違反だと主張しているわけではなく、滞納している受信料を受け取りに行く時に、「嫌がっている滞納者から交渉してお金を取ることが弁護士法違反でしょ」と言っています。この見解については、平成19年、当時の社会保険庁、今の日本年金機構も「これは弁護士法違反になるからやりません」と明確に言っています。



民間事業者にどのような業務を委託しているのですか。| 日本年金機構


『年金機構は弁護士法守っているがNHKは弁護士法に抵触している』



立花:NHK側は放送法に特別の定めがある。当時の9条3項業務。僕もよくNHK時代に言ってた言葉ですけれども、事前に総務省のOKがあればNHKは商売をしてもいいという特別な法律があるんですが、そこには、NHKの仕事を外部に委託してもいいという規定もあります。その規定があるから、NHKは弁護士法違反をしても問題ないという説明を、平成19年6月22日、総務省に対して文書を出してるんですけれども、この(規定の)内容は番組のことを言っているのであって、集金のことを言っているような内容ではないんですが、そういう正式な文書がネット上でも見れますので、総務省には、本当に放送法9条3項が適用されるのかをしっかりと。弁護士法違反の追求はこれからもしていくと。


立花:今週、特に話題になった、NHKがお願いしていた、テレビの未設置者に届け出をさせることについては、総務省は足蹴してるというか、話にならないということで却下されて、NHK側も引っ込めたと。



テレビ未設置届け出「話にならない」と総務相 NHKが要望(産経新聞)



立花:これからさらに、余剰金が2000億くらいあるから、それに対して値下げをするようにということで、11月ですから、NHKからの予算要求を10月にしめて、NHKの執行部が経営委員会に説明をしている時期だと認識していますが、その辺で最終的に値下げをするのかどうかの決済をして、総務省に上げて、総務省から来年3月国会で承認をもらうという流れなんですけどね。


立花:当然、テレビがない人がNHKに住所や名前を教えなきゃいけないことは、今の話では100%立ち消えたと。NHKみずから諦めたと。この先受信料の値下げが喫緊検討される、NHK側から出てくる可能性が極めて高いでしょう。


立花:このように、われわれ確実に仕事をしているつもりであります。結果が見えていないから、公党になって1年3ヶ月、「何もしていないだろう」というご指摘を多くの方からいただきますが、間もなく結果が見えると確信をしております。


立花:その結果、あるいは結果が出る直前のわれわれの活動について、より多くの方に知っていただきたいということで、次の目標設定をゴルフの改革としながらも、すでに挙げている目標が間もなく完了することを、多くの有権者に知っていただきたいということでの党名変更であります。



7. 質疑応答

1. 所属議員の懲罰については立花一任で


Q:公認候補者と交わす誓約書について、金子快之・渋谷区議会議員のように離党勧告を受けた場合はどうなるのでしょうか?具体的な事例は考えていますか?


立花:離党とか除名については、おそらく有権者の皆さまはあまりこだわってないと思うんですよね。本人が辞めたいものを無理していてもらうこともないですし。金子くんがどういう処置になったのかって正直定かではないんだけども、とにかく彼はうちの党の人間ではないことだけは間違いないと。もちろん有権者に対する裏切りであるということは何ら変わりがないんでね。だから、われわれは有権者に対しては、党本部、コールセンターなどで仕事をカバーしていきますし、そういった裏切り行為があったことについては、出来るだけ多くの、特にお住いの有権者にはお伝えしていかなきゃいけない義務があるであろうという感じで。


立花:はっきり言いますけど、金子くんはおそらく精神的に問題があると見ています。彼はATMでお金を下ろすことができなかったと言ってましたよね。この時点で、僕はまともな能力がある人物だと思えないんですよね。彼の発言は、最近はもちろん見ていないですけど、相手にする必要性がない程度の人物だと思っていますけど。ちょっと、かまってちゃんですよね、要はね。


立花:党の中での懲罰規定は設けるように指示は出しているので、いわゆる懲罰委員会なるものを開いて、何らかの懲罰を課すのかどうかというのは、やるようには言っているので、当該事例が次回発生した時には、そういう形で懲罰。犯罪であったりとか、そういったものについては開かざるを得ないのかなと思ってます。少なくとも、前回の大橋くんのこと(※)については立花の一任でやっているので、これまでも当座相当のものがなければ立花一任でやろうかなと思ってますけどね。



【党定例記者会見】2020年9月4日(金)

(※)大橋昌信副党首の書類送検について



立花:他の政党のように除名、除籍とかまでは。辞める人を止めるつもりもないし、それよりも有権者に対するケアのことしか考えてないので、本人が辞めたければどうぞ辞めて下さいという、そんな感じですけどね。発表はしましたけど重きは置いてないです。紙書いたって辞める人は辞めるだろうし、ただ「やった方がいいんじゃない」と言うから「やろかー」という形で。僕自身は言葉で縛るのが基本嫌いなので、個人的にはあんまりやりたくないことです。


2. 「国民を守る党」は立花孝志がいなくなった時に変えてほしい政党名


Q:党名変更について、NHKを外して「国民を守る党」も候補のひとつとして検討していただきたかったのですが。


立花:「国民を守る党」というのはもっと大きくなった時のことを想定してます。いわゆる曖昧な政党名。今回もまさに立憲民主党と国民民主党が解党して新しい立憲民主党と国民民主党ができたみたいな。それぞれの名前を見ても何がしたいのかわからないわけですよね。自由民主党は自由と民主なんで分かるかもしれませんが、そういう当たり障りのない政党名にするのは相当大きな状態になった時を想定してるので、今この状況でわれわれが「国民を守る党」にするのは一切考えていないです。


立花:もっと言うと、僕は選挙には絶対出ないですけれども、立花孝志がいなくなった時に変えてほしい政党名ということなので、まだ私が政党の代表としてやらなきゃいけない時期に「国民を守る党」にするっていう考えは一切ないです。そういうイメージでやってます。


3. ゴルフ党への変更は、NHK問題の解決という目標を達成するための推進力を得るため


Q:国政選挙ごとに政党名を変えることについて、ゴルフ党の次の党名変更はすぐに行われるのでしょうか?


立花:このペースでいったら毎年1月に変えるくらいの感じですかね。うまく事が運べばね。NHK問題+ゴルフの問題、ゴルフの問題+誹謗中傷の問題ということで、毎回の選挙ごとにメインの公約を継ぎ足していくという考えなんで。ひとつのことばかりずっとやってたって進捗してないだろってなるわけで、もうひとつ足していくっていうことですね。


立花:僕は何度も言ってますけど、NHK問題が終われば政治家絶対辞めますから。ただ、これを達成させるためには新たな目標を出した上で。目標設定というのは、目標に到達しそうな時に新たな目標を立てておかないと、最初の目標にいく推進力が減るからやろうとしているということなんですよ。


立花:次の参議院選挙の時は、ゴルフ党【NHKから国民を守る党】の得る票に応じて(党名を)考えることになると思います。ゴルフのことがそんなにできていないなら、ゴルフ党を下ろすのか、ということも出てくると思いますから。そうすると、ゴルフ党でそれなりの票をいただけるという結果が出た場合には、次の参議院選挙もそれでいいわけですね。


立花:われわれの目標としたら、次の参議院選挙で全国比例で2%取れれば、そこからさらに6年というのが保証されるわけであって、今から1年8ヶ月後の参議院選挙に近づいて来た時の状況を見ながら考えていくことになります。


立花:そこまでに弁護士法違反の判決が、一審判決は相当出そろっていると思います。場合によっては二審判決も出ていると。最高裁はまだ出ないと思います。でも、刑事事件の方にいけば最高裁も早いので。NHK集金人の弁護士法違反が認められているかどうかによっても相当違ってくるんです。それが認められていなければ、「裁判所から国民を守る党」という政党に完全に変更しないと、NHKが悪いっていう形ではなくなってしまいますから。そこらへんはかなり流動的だと。


4. 政党名の長さは公約2つまで


Q:政党名や政治団体名に字数の上限はあるんでしょうか?字数を多くすることのメリットは?


立花:字数の上限はありません。メリットとしては、字数が多いとアナウンサーが正式な党名を読む時に長時間かけて読んでもらえます。極端なことを言えば、政党名を100文字にすると100文字読まないといけなくなるんですよ。政見放送の冒頭とか経歴放送ですよね、普通は略称で読まないです。「N国党・立花孝志」って読めないんです。経歴放送で、ゴルフ党【NHKから国民を守る党】【誹謗中傷から国民を守る党】【裁判所から国民を守る党】って全部読まないといけないんです。


立花:ただ、これをわが党がやってしまうと、何らかの法律上の制限がかかる可能性が極めて高いでしょう。有権者も分かりづらくなるので、投票台のアナウンスもそうなんですけど、「NHKから国民を守る党・立花孝志」と書いてあるわけですけど、これがあまり長いとすごく細かい文字になっちゃうんで、そんなに長い名称にするつもりはないですけどね。ゴルフ党【NHKから国民を守る党】で、その次に誹謗中傷を足した時に3つ目足すのかっていうとそれはないと思います。誹謗中傷とNHKから国民を守る党みたいな、それぐらいの長さにはするつもりです。もちろんいろんな人の意見を聞きますけどね。


5. ゴルフ党って何だろうと思った人は、すぐにスマホで調べられる時代


Q:旧民主党の凋落を見ていますと、変更する度に有権者の反応が鈍くなると懸念をしているのですが、その辺は考慮されたのでしょうか?


立花:もちろん。次世代の党の事例が一番分かりやすいんですね。たちあがれ日本、太陽の党、維新に吸収されてそこでドンと議席を取って、結局解党して、次世代の党、日本のこころを大切にする、になったんですけど、最終的に日本のこころを大切にするで公党要件を失っているんですね。ただ、あれは完全に橋下徹さんの人気にあやかって伸びたわけで、平沼赳夫先生のレベルが頑張ったとしても2%取れたかどうかなので、参考にしづらいのかなと思っているんですが。


立花:まさにインターネット時代とそうでない時代の違いがあると思います。党名変更してもテレビや新聞は、そこまで大々的にはやらないと思うんですね。ただ、ゴルフ党という名称を新聞やテレビで最初に聞いたら、直ちにこっち(スマホを指差して)にいくと思うんですよ。そこでN国がゴルフ党に変わったんだ、ということを知る人が大勢いるかなと。じゃあ、なぜ名前を変えたのかと言ったら、そこから深く入っていけるわけですね。


立花:時代の変化を考えた時に、名称変更する理由、動機が違うと思っていて、他の政党は、もめて新しい体制になったらかやるっていうことでしょ?そうじゃなくて、うちの党はNHK問題はおそらく来年の秋には弁護士法違反の判決が出ていて、NHKの被害者は相当数減っていると想定した上で党名変更を言ってるんですね。


立花:これ言いだしてから1ヶ月くらいは経つと思うんですが、連日、これに関してああでもないこうでもないということをやっていて、NHKの被害を受けている方以外にわれわれの実績を知ってもらうには、インパクトのある政党名を使うことがプラスの方が圧倒的に多いなと。


立花:他の政党のように当たり障りのない名前に変えるとダメなんですよ。弱小政党は。次世代の党とか日本のこころを大切にするって言っても、尖ってないじゃないですか。でも、ゴルフ党って一体何なんだろうとまずなるでしょうから。落ちることないんでね、うち。次の衆議院選挙で議席を取ろうとしてるんだったらあれですけど、そこの目標って正直今のところまったくないんで、テストとしてはいいかなと。


6. 選挙ウォッチャーちだいこと石渡智大との裁判について


Q:選挙ウォッチャーちだいこと石渡智大との裁判の争点は?まだ長引くのでしょうか?



11.13追記【ご報告】名誉毀損「ちだい氏」に対する法的措置について【11/13仮処分勝訴】【9/16刑事告訴】|司法書士 / かよう まりの|note


選挙ウォッチャーちだい君にパンフレット送った犯人を特定しました


【取材申込】選挙ウォッチャーちだいに直接取材申込、その結果は?


『またまた選挙ウォッチャーちだいこと石渡智大氏が提訴されました。 昨年12月23日の記事が不当と原』



立花:内容が正しいかとなると真実性になるんですよ。真実相当性が向こうの主張です。主意的な主張はこれはたとえ話です。妄想というかね。この手紙が真実だとする仮定の話をしているわけであって、名誉毀損じゃないと。セカンドとして真実とは言ってないんですね。真実相当性ということで、この手紙の内容からしてちだいくんが内容を真実だと思い込むだけの相当な理由があるという主張になっているということですね。


立花:あれから1年くらい経つわけで、事件が真実かどうかっていうのは今は争点になっていません。その記事を書いた時点で真実だと思えるような取材活動をしていたのかどうかが争点になっています。真実性と真実相当性は相当違うので、真実性は書いた後の動きっていうのが大事なんですけど、真実相当性は去年の12月23日までに彼が真実と信じるに至るだけの根拠があれば、真実でなくても認められる。違法行為にならないということです。


立花:先方は証拠1枚出して来ていないので、1300通のパンフレットの証拠をまず出してくれっていうところになれば長引くかもしれません。ただ、くつざわさんがツイッターで書いているのはいまだに、釣具屋さんからくつざわさんの電話番号でちだいくんの住所と名前で届け物があるということなので、相当取材しているので、恒心教がやっていることは間違いないです。


質問者:犯人が唐沢貴洋弁護士に粘着している恒心教という人たちだとすると、NHKから国民を守る党関係者に嫌がらせすると思うのですが?


立花:恒心教の人たちは単純に愉快犯なので、さすがに情報提供してくれてる人に攻撃がいきかねないので言えないだけで、恒心教がやっていることは間違いないということは僕の口からは明確に言えます。だから、恒心教がやっていることなんですが、それが裁判の争点にはなってないんですよ。


立花:そもそも裁判で勝敗がついたからといって、真犯人が分かるかって言ったらそうではありません。ただ、警察が告訴状の受理をしていますので、最終的には検察への送致の義務と事件の顛末については検事の方で出さなければいけないところまで来ています。これは間違いなく刑事訴訟法でそうなってます。


立花:ちなみに今日の16時にちだいくんの書いた記事を削除するという裁判所の決定が下ります。昨日、裁判官から電話があって決定されてます。30万円の供託を納めてくれと。僕じゃないですけどね。麻里布ちゃんのところに来ています。昨日、麻里布ちゃんと供託を納めておりますので、今日の16時に正式な決定書が下ります。


立花:ちだいくんの話で、彼、今日も弁護士費用を新たにキートスというもので募集しているんですが、ちだいくんは仮申し立てに対して一切弁護士を使っていません。ちだいくん本人で反論しているので、弁護士費用も騙し取ろうとしている疑いはあります。というのは、書いてきている反論に関しては、ちだいくんが作ったものではないと思っています。相当分厚いものでもありますし、中卒のちだいくんのレベルではできるようなものではないと確信しているんですが、一方で、弁護士さんが作ったものでもないと思っています。いわゆる法学部出の弁護士崩れの人くらいかな、というレベルの反論書が来ていまして。


立花:実は、ちだいくんが裁判を欠席した後、どうしても反論したいということで、ちだいくんが電話をしたために反論書が来て、それに対して加陽麻里布さんが再度反論して、そこで一応勝敗がついたんだけれども、どうしてもちだいくんが反論したいということで、一昨日まで待って反論が来たんだけれども、覆らずということで、仮処分の決定が昨日電話であって、正式に30万円の供託金を納めて、4時に決定正本をもらうという流れになってます。


立花:多くの人は裁判のシステムが分かってないから言うと、削除するというのが一番ハードルが高いんです。表現の自由を裁判所が押さえ込みにいかないといけませんので、それを消せということは相当重い判断になるんですね。ちだいくんの主張は、記事が真実だと一切言っていなくて、加陽麻里布・司法書士が、公党の候補者だったと一所懸命言っているんですが。


立花:昨日、裁判官と直接ツイッターの誹謗中傷の件で話をしましたけれども、いくら公人であっても、受忍限度を超えるような表現はやっぱりまずいということ。ちだいくんがあの記事が真実であるっていう証拠が出てこなかったことがすべてなのかなとは思ってますけど。


立花:ちだいくんは、仮処分までしなくていいでしょ。本裁判でやればいいでしょという主張を繰り返していたんですけど、それでもあえて仮処分で記事を削除しろと出しているということは、損害賠償金の対象になることが極めて高い。お金だけ払って、謝らなくていいよっていう判決結構あるんです。金払えが一番低いんですね。その次に記事削除なんです。その次に謝罪広告なんです。この3ステップが名誉毀損の基本なんで。


立花:記事の削除は認められているので、違法性がなければ記事の削除って絶対ないんですよ。すでにこの決定が東京地裁の9部、保全の裁判官がしているので、これが一番戦わないといけないところなんですよ。ここに弁護士さんをつけないといけないのにつけてない。


立花:この先、党がちだいくんを相手取っている裁判でも、今日の決定書を証拠として提出しますし、ここまでやってちだいくんが証拠を出せないのはどうしようもできないんでしょうね。


立花:それと、向こう側の情報も漏れて来てて、ちだいくんに対して協力をしてたけれども、ちだいくんの言っている証拠とかが全然出てこなくて、陳述書まで書いたんだけれども、それは取り下げるようにお願いしました、という申し出も来ています。1300通のパンフレットが本当に来たのかというのも結構怪しいんですよね。結構盛ってる。1通もないということはないと思うんですけど。ここに関しては聞かれたから喋ってるだけで、もう決着ついてると思ってるので。



Q:石渡智大に送られた1300通のパンフレットに関連する、とあるツイッターアカウントの発信について


立花:いずれにしても今回の問題はそこじゃないので、それぞれが思う発信をしても全然それは構わないと思っているんですけど。


立花:僕としてはすべて裁判という形でやっていますから、それ以外の無責任な方々は、知識が乏しいので警察にも相当迷惑をかけていらっしゃるようなんですよね。警察としたらどこの誰かわからない人間からの電話については、そんな事件受けてませんというのが当然のことであってね。知識が乏しい人が自分が犯人にされるとかわけわからないことを警察に言ってたりとか、いろんなところに迷惑をかけていることは事実なんですけど。ただ、本人はそういうことはしないとメールをいただいていますので、(アカウントは)消えてると思いますよ。


7. 支持率が0.6%を下回ったら、党として終わり


Q:支持率を0.6%を下回ったら規模の縮小をするとのことですが、その場合の名称は?


立花:それはNHKから国民を守る党だけにしてバッサリ切りますよ。0.6%を切るようになると経済的にやっていけないんですよ。借金の返済に充てないといけないので、コールセンターをひとりとか、単純に僕がコールセンターで電話を受けることになると思いますね。コールセンターに人件費を避けない。0.6%を下回るのは党としては終わりですよね。借金返さずに終わるのはよくないので、あと4、5年かけてやろうと思いますよ。


立花:ちなみに5億円お借りしてて、そのうちの5000万円という利息を5億円から返済したら全く問題ないんで。5億円借りて5億円が別の人にいってるんだったら5000万円今年中に売り出さないといけないんですけど、全部使ってないので5億円から5000万円の借金の返済に充当できますから、心配していただかなくてもかまいません。


8. ゴルフ党についてのいろいろな質問


Q:衆議院選挙にグレートサスケさんは公認で出馬しますか?


立花:東北で出ていただけるんであれば、特別に出てもらうつもりですよ。最近サスケさんとそういう意味じゃ連絡取ってないですけどね。本人から出ていただけるということで、東北エリアであれば。絶対当選しないんですけれども出ていただきたい。医者、弁護士限定ではないんですが、特別な理由があれば候補にすると言っていますので、ぜひ、東北でグレートサスケさんが出ていただけるのであれば公認させていただきます。



Q:ゴルフ党という名称はフォルクスワーゲンからクレームが来るのでは?


立花:そこはクレームが来たとしても、「分かりました」しかないんじゃないですかね。



Q:ゴルフ党になるにあたって、党員さん同士で勉強会は行われますか?


立花:勉強会はしないといけないでしょうね。どういう政策を掲げるのかは幹事長中心に緊急に作るようにとは言っていますから。こちらで作るのもそうだし、何より、ゴルフ関係者からの要望もまとめるわけですから、随時ホームページやYoutubeでも発信していきますから。しっかりと党の方針は勉強していただきたいですね。



Q:公党の名称の後にホリエモン新党がくっつく可能性は?


立花:そこは堀江さんにとにかく聞きます。選挙が確定になった段階では、堀江さんにまず出馬をするかどうかの確認をした上で、出馬するしない、あるいは(秘書の)さいとうくんだけ出る場合、政党名についてホリエモン新党どうするのかについても、堀江さんと話し合いをして、最大限堀江さんの意向を実現しようかと思っています。



Q:NHKから国民を守る党ではNHK集金人問題にはコールセンターで対応しているように、ゴルフ党で国民に対して即効性のあるサービスは検討していますか?


立花:今のところは思いつかないね。ゴルフ利用税の廃止と福利厚生費であるとか相当調べてるんですけど、経費で認めてもらえるケースはあるようなので。即効性のあるものでパッと思いつくのが、ゴルフ党主催のコンペでプロゴルファーとある程度安い価格で周れるとかくらいかな。それなりのプロゴルファーが参加することになると思いますから、法に抵触しない程度のレッスンとかがあるかもしれませんが、今のところ応援してくれた方に直接ということは思いつかないです。希望があればやりますね。


9. 人に迷惑をかける政治団体ばかりではないことを知ってほしい


Q:国民主権党の中根淳さんのYoutube動画にコメントをした意図を教えてください


立花:私自身は国民主権党さんの運動の中身は賛同しています。コロナは風邪だということは強く賛同しています。やり方は考えてほしいということは常々申し上げているところです。選挙中に選挙カーで演説するのはOKですが、政治活動として政治活動車を路上駐車してやるのはダメでしょうと。だからそういう街宣カーを買うことも必要ないんじゃないかということ。


立花:渋谷の駅前は渋谷区が管理する歩道であって、あそこは僕が生まれて初めて政治活動をしたというか、マイクを持ってビールケースの上に立って喋った場所でもありますが、多くの政治を志す人物があそこで演説をする、登龍門というのか、ある意味聖地なんですよね。それを、例えばスマイル党の小宮山さんとか、いろんな方があそこを使いたいわけであって、国民主権党さんは譲り合いの精神がないですよね。非常に不快というか、迷惑に思っていて。


立花:政治団体同士の争いだったらいいんですが、ハロウィンという多くの方が通行しなきゃいけないところで立ち止まることは妨害行為なんですよね。過去に、共産党員が朝のラッシュ時に駅前でビラを配って逮捕されたわけですよね。裁判所としては、通行の妨げにならない程度のビラの頒布であれば犯罪ではないという。昭和36年だったと思うんですけど、 60年くらい前に明確になっているわけですよ。


立花:道路は通行するところ。でも、そこに余裕がある場合において政治活動ができる明確な定義がされているわけで、ハロウィンの時にわざわざあそこに立ち止まって政治活動をすることは、明らかな道路交通法違反になるわけですよね。


立花:そんな中、証拠の映像も観ましたけど、中根淳さんが警備員に対して肘が当たっていることは否定できないでしょうし、何よりも周りの複数の人が肘が当たったという証言をしたから現行犯逮捕じゃなくて、令状逮捕されてるわけですよね。令状逮捕されていて裁判所に対しても文句があるんですよね、令状がおかしいと。「不当逮捕だ」などの書き込みもありましたが、どう考えてもあの場に立ち止まっていること自体が違法であって、それを通行するように促している警備員に対して有形力の行使、当たったかどうかや故意か過失かは別にしても、跳ねてるわけですよね、踊って。そういう事実からして、やっぱり僕は反省するものは反省してほしいし、戦うところは戦ってほしいと思ってるんですね。


立花:僕も被告人ですけど、やったことに対してなんら否定していないです。事実に対して争っていません。法律の解釈で争っているわけですよね。集会の自由の侵害だとか表現の自由とか国民の知る権利を妨害しているとか、Youtubeを使って政治活動をしている人物が堂々と発表していることに恐怖を感じたので、粛々とそこにコメントをしたということですね。


立花:相手の発信力云々というよりも、多くの方があれに迷惑を受けていて、彼らの主張に賛同できるからこそ正規のルートでね。別にハチ公前じゃなくても隣の駅でも、新宿でもできるわけで、ちゃんと(人が)流れているところでやればいいわけですよね。いつまでもあそこにこだわり続けていることが。人通りが多すぎるわけですよね。少なくても意味ないんでしょうけど、人通りが多すぎるところをあえて選んで、行政側が嫌がっていることをするのはタチが悪いかなと。


立花:多くの国民の皆さまに、決してこういう政治団体ばかりではないですよ、ということを知ってもらいたいということもあっての書き込みです。目立ちたい人たちなんで、僕が行くとまた喜びますからあえて行くことはしませんけども、さすがにちょっとね。不当逮捕だとか、不登拘留だとか、参議院選挙でうちから出た沖縄の候補者がそんなコメントを書いてて、さすがにそれは。そんなのが嫌だったら日本から出て行きゃいいのにって、心の底から思ったんで。通行する人の危険を考えない人たちはわがまますぎるなと思ったんで、そのまま書きましたけどね。


10. 立花党首が在宅起訴された事件の裁判の進捗について


Q:在宅起訴された党首の裁判の進捗は?



N国・立花党首を在宅起訴 区議脅迫などの罪で東京地検:朝日新聞デジタル



立花:共犯と言われている元NHKの集金人の(裁判が)先に開かれています。罪を認めていると聞いています。本人は弁護士法違反と戦いたかったようですけど、親とか。認めてしまえば捕らないので。最終的には無罪の主張はせずに、「なぜ個人情報、ナビタンを立花さんに見せたんですか?」って言ったら、「国のお役に立つと思ったからです。」という理由で、裁判は結審して、判決がそろそろ出てるんじゃないかなと思いますね。


立花:僕は公判前手続きが行われている状況で、いつ公判が行われるかは聞いていないですけど、3件とも複雑な状況なので。12月中に公判が行われるとはまったく聞いてないですね。とりあえず12月7日だったかな、取ったけれども。まったく争点整理ができてないと。争点整理というのは、裁判官が検察とこちらの弁護人にそれぞれ質問していることと、こちらの弁護人が検事経由でNHKに対して、「こういう情報はどうなんですか?」「この調書はどうなんですか?」の確認をしていっています。どういう証人を呼ぶのかを詰めているところ。


立花:裁判所も公党の代表ということもあって、相当慎重にやってくれてる。僕の方は完全に無罪主張です。正当行為です。二瓶くんに対する脅迫については、Youtubeで二瓶くんの事実を強く言っているだけの話で、殴るとか生命身体の危険を告知してるわけでもないし、お母さんと彼女については、「お母さんと彼女がそのことを僕と直接会って知ってるよね?」「君がNHKから国民を守る党から立候補した経緯を世の中の人に説明したら、たった2ヶ月で辞めたことがいかに正当性がないことが知れ渡って、中央区で歩けなくなるでしょうと。歩けなくなるくらいまで言い続けるよ」っていうことなので、これは全く問題ないでしょう。


立花:もうひとつは、一番罪が重いと言われている、不正競争防止法。ナビタンは個人情報が40件くらいしか出てこないものであって、すでに集金人の住所や名前を取れるだけのパイプを持っているわけです。そうすると、新たにその情報を取る必要性がないこともそうだし、何よりもNHKの弁護士法違反や放送法違反の操作、当時国会議員でしたから、NHKの戸別訪問をしていることが弁護士法違反など何らかの抵触をするだろうと、国会での資料のために収集したものであって、これは正当行為に当たるでしょう、ということです。


立花:もうひとつ、公党の代表がNHKで特殊詐欺があったから、会長に直接情報を伝えたいという申し出をして、それが威力業務妨害。威力業務妨害がある意味取り方が一番広いんですよね。立花孝志の申し出に対して、NHKの職員が他の仕事ができなくなったということを業務妨害だと言われているんですが、現状、NHKの内部では、立花孝志に対する特別チームまで作ってると聞いています。


立花:一般の人が突然NHKに行って文句を言うのと、NHKから国民を守る党という非常に特殊な政党名で当選している政党の党首が、NHKに行って特殊詐欺のことについて話をしたいと。さらには、この特殊詐欺がさらに拡散しそうな個人情報を入手してると。どういう管理をしてるんだと。こういうことが本当に犯罪になるのかどうかなので。


立花:通常犯罪って私利私欲のためにやるじゃないですか。今回のこの場合は一切、私利私欲はないので、裁判官としては、公の場で裁量のする前に情報がほしいということで、日程がずれ込んできているということですかね。


立花:起訴されたのが多分4月じゃないかな。福山の選挙やってる時に電話があったと記憶しているので、コロナで裁判所が閉まる前まではめちゃくちゃ突っ込んでたんで、もう8ヶ月ですか。そんな状態です。弁護士法違反がどういう形で判決が出るのか。そこの追求のためにこちら側はやっているだけの話なので、弁護士法違反の判決も大きく関わってくるので、公判が始まってすぐに結審するかっていうと、なかなかそうではないんじゃないかなって思ってます。






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