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小学生の時に流行ったエッチな遊びがきっかけで……
まず、私のレズビアン人生のスタートとなった出来事をお話ししたいと思います。
小学校の高学年の時のことです。
クラスメートの男女数人といつものように遊んでいて、その輪の中にエロ本を持ってきた男子がいました。
そのようなエッチな本や漫画に興味を持つようになった私たち。
クラスメートの中でおさわりごっこというような遊びが流行りは味めたのです。
最初は男子が女子のスカートをめくったり、胸を触ったりというような軽いタッチの遊びだったのですが、そのような遊びがエスカレートしていき、キスをしたり性器へのタッチなど内容が濃いより性的な遊びへとシフトしていきました。
私も輪の中に加わっていて、そのようなことを何度も繰り返していたので、こういうことをされると気持ちがいいなどということが分かるようになり、自慰などもするようになりました。
それでも、そのような遊びは男女で行うということが、無意識のうちに私たちの中にあったので、女子と女子がそのようなことをするということはありませんでした。
ところがある日、その輪の中にいたクラスメートの女の子が私にどのようなきっかけだったか忘れましたが
「触ってもいいよ」
といって洋服をペラっとめくり胸を見せてきました。
シチュエーションとしては、確か放課後で一緒にトイレに行った時に個室に一緒に入って耳元で囁かれたのです。
私は驚きと同時に、ものすごく興奮したのを覚えています。
それと同時に、今まで感じたことのないような感情を彼女に対して抱くようになりました。
『ダメなことをしようとしている』という気持ちと『触ってみたい』という気持ちの両方があり、結局私は触るという選択肢を取りました。
その日を境に、この女の子とエッチな遊びをする回数が増えていきました。
最初は胸を触るだけだったのですが、胸を揉んだり舐めたり下半身の方を触るようになっていきました。
彼女とのエッチな遊びをしていると、自分の下半身が熱く湿っていくのを感じていたので、ある日その子に
「私、こういうことしてるとパンツが湿っちゃうんだよね。おかしいよね」
と言ってみたところ、彼女は初めて私のパンツの中に手を入れてきて、大事なところを少し荒っぽくでしたが触ってきました。
いつもは私が彼女の身体に触るという感じだったので、この時にはじめて彼女が触ったという感動と興奮でイってしまいました。
私はすっかり彼女に熱を上げており、このような遊びの相手としてだけではなく、好きという気持ちも持っていることに気がつきました。
いけないことをしているとは思っていましたが、やめることはありませんでした。
同級生からは
「トイレの個室でいつも何をしているの?」
と聞かれたこともありましたが、それは絶対に言えないことだとわかっていたのでお互いに公言することはありませんでした。
小学校を卒業して、彼女とは別々のクラスになり中学校になってからはお互いに部活が忙しくなりこのような遊びは自然となくなり、彼女への特別な感情も落ち着いていきました。
中学生になり初めての彼氏ができるも違和感が……
それから中学校、高校と周りの友人には次第に彼氏という特別な存在が出来るようになりました。
学校では恋話をすることも多くなり、私もその輪の中に入って友人たちと学生生活を謳歌していました。
そんな時に気がついたんです。
私には男性で好きな人というものができたことがないんです。
「○○くんかっこいい」「○○くんって男らしいよね」などという会話にも、とりあえず合わせていたのですが、私の中では男子のかっこよさや男らしさというものに対して恋をしたり憧れたりする気持ちがないので、どうしようと焦っていました。
そんな時に、別のクラスの男子が私のことを好きだという噂が流れました。
話したこともない男子だったので、なぜ好かれたのかはわかりませんが部活の帰りに呼び出されて告白をされました。
完全に場の雰囲気に流された私は
「いいよ」
という言葉を伝えて電話番号を教え、そこから交際が始まりました。