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23歳まで処女であることを恥じていた私 そんな私に運命の出会いが [体験談]
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23歳まで処女であることを恥じていた私 そんな私に運命の出会いが [体験談]

2016-04-21 20:00

    <提供元サイトで全文を読む>

    処女は恥ずかしいことだ感じるように……

    高校卒業後は女子短期大学に入学しました。それまでは共学だったので、男性との出会いがありましたが、短大に入ってから少しずつ減っていってしまいました。

    短大に入学してからできた友だちは、みんなキレイで可愛いのに、私と同じように処女の子たちばかりでした。

    なかには男性との交際経験はあっても、手をつないだだけでキスやセックスはしなかったというプラトニックな恋愛をしていた人もいました。

    自分と同じような境遇の友だちと出会えたことがうれしく、安心感を覚えました。男性との交際に対する考え方が同じということもあり、短大時代はほとんどの時間を友だちと一緒に過ごしました。

    私は、実家の最寄駅のカフェでアルバイトをしていたのですが、そこでは多くの男性が働いていました。中学、高校のころほどではないにしろ、少なからず出会いがあったんです。

    アルバイト先の男性と付き合うことはありませんでしたが、バイトが終わってから一緒にご飯に行く男友達ができ、男性の本音を聞く機会が増えていきました。

    相変わらず私は「経験豊富そう」だとか、「彼氏が何人もいそう」だとか根も葉もないことを言われていました。そんななか、バイト先の店長やみんなと会話しているときに処女に対する男性の本音を聞いてしまいました。

    男性は、付き合った彼女が処女だったら「少しめんどくさい」と話していたのです。

    私以外の女性たちも、その本音に驚いてはいましたが、みんな笑って楽しそうに話していました。

    私は自分が処女であることをバイトメンバーには言っておらず、正直その本音を聞いたときはショックでいっぱいでした。

    処女ではないと嘘をつくようになる

    バイト先で男性の本音を聞いたことをきっかけに、私のなかで「処女=めんどくさい」というイメージができあがりました。

    男性にとって「処女」というのは面倒な存在であって、付き合った男性に処女であることを知られたら嫌がられてしまうかもしれない……、そんな恐怖心に駆られるようになりました。

    その後も男性から告白をされることはあったものの、誰とも交際をする気になれず、「彼氏いない歴=年齢」がずっと続いていました。

    そのまま20歳を迎えたある日、高校の友人を通じて1歳上の男性を紹介されました。彼は見た目が私のストライクゾーン! 一目ぼれでした。

    さらに、彼はとても優しく穏やかな人で一緒にいて安心することができました。周囲にも伝わるくらい、積極的にアプローチしたのが功を奏したのか、見事彼から告白されて付き合うことができました。

    私にとっては初めての彼氏。胸がいっぱいで毎日がとても楽しくなったのです。

    彼はイケメンでデートをしていれば周囲の女の子たちから注目されている気がしました。

    「モテるんだろうな」とか「元カノがたくさんいそうだな」と考えては不安になることもしばしば。

    だからこそ、彼に「めんどくさい」と思われたくなかった私は、自分が処女であることも、彼が初めての彼氏であることも隠していました。

    デート中に「元カレはいたの?」とさらっと聞かれれば、とっさに「いたよ」と嘘をついていました。そのとき、彼はどこか悲しそうな表情になりましたが、「誰とも付き合ったことがない=処女である」ことは絶対にバレたくなかったので、嘘を貫き通しました。

    いつものようにデートをした帰り、彼からキスをされそうになりました。

    私はキスも初めてだったので、緊張して拒んでしまいました。そのときは彼は「急にごめんね」と謝ってくれましたが、その後もたびたびキスされそうになると、どうしても緊張してしまい、毎回拒んでしまっていました。

    そんなことが何度か続いたとき、急に彼から「別れたい」と言われました。突然のことだったのでびっくりして理由を聞くと、何度もキスを拒まれるし、自分は嫌われているのではないかとのこと。

    また元彼がいたということは、キスもしていただろうし、それなのに自分とはキスをしないのは、自分のことを好きではないからではないかと言われたのです。





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