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私、現在27歳の専業主婦ですが、きっかけは小学4年生。

初めは時々周囲が臭うなと思い、自分のわきが臭っていることには気付かずに居ましたが、ある日母親に

「もしかしてあなたわきがじゃないの?なんかわきがの臭いがするよ。耳垢もベタベタだし。」

と言われ、自分のわきを嗅いでみると独特な臭いがし、

「これって汗の臭いじゃなくて、わきがなの?」

と聞き話を聞いた結果、そこで初めてあの臭いが自分のわきから発されている事と、自分が「わきが」である事を知りました。

わきがは悪いことでは無い

自分がわきがだと気付き悪臭を発している事に気付いてから、

何故自分はわきがなのか。

どうして臭ってしまうのか…自分は汚いのだろうか、もしこれが周りに迷惑をかけているとしたら、いつかいじめの対照になったり友達も離れてしまうのではないか

と日々悩むようになりました。

入浴の際はそれまでも丁寧に洗っていましたが、悪臭に気付いてからはより丁寧に洗ってみたり、脇毛を剃るのではなく念入りに抜いたりしても時間が経つと臭い出し、原因もわからなかったのでネットや本で調べてみるとわきがチェックというものが。

まず「わきの臭い」母親の挙げた、「耳垢のべたつき」

そして「汗をかいた部分が黄色い染みになる」「わきに汗をかきやすい」「わきに白っぽい粉がつく」と言うことでどれも当てはまっていて、改めて自分がわきがであることを確認しました。

しかし原因としてはわきにある、アポクリン腺という所から出る汗にあり、汗そのものは無臭ではあってもアポクリン腺の汗に含まれる脂質タンパク質、糖質、アンモニアなどの成分が皮膚表面にある常在菌により分解されることで、鼻につく独特のにおいが発生するそうで、これに皮脂が混ざり合うと、においはさらに強くなるそうです。

そしてもうひとつの汗腺であるエクリン腺という所から出る汗は、水と塩分でできているため無臭なのですが、わきが体質の人は、エクリン腺からでる汗が蒸発する時にアポクリン腺から出る汗のにおいを一緒に拡散させてしまい、そのため、身体全体がにおうように感じられてしまうというそうです。

しかも、それは自然治癒は出来ず、手術でなければ治すことは出来ないことを知り、その手術も勿論費用もかなり掛かりますし、腕が上がらなくなるという情報もありました。

調べている上で自然治癒は不可能であることで落ち込む気持ちの半面、何も不潔な訳ではなくて生まれつきのものなのだと知って

「自分は不潔なのかも知れない」

という思いから解放され安心しました。

しかし治せない、手術も厳しいと知ったこれからが戦いなのでした。

悪臭を防ぐ日々と悪臭からの解放






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