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整形依存症の心理学講座へようこそ!
整形依存症になりやすい「無意識の心理」を紹介していきます。
今回は「コンコルド効果」。
失敗するとわかっていたのに計画を止められず、数兆円もの損害を出した旅客機「コンコルド」が由来です。
整形依存症になりやすいコンコルド効果ってなに?
コンコルド効果とは、「ここでやめたらもったいない」と感じてしまう心理です。
たとえば話題のカフェの行列に並んだとき、並んですぐなら「だいぶ待つし、違うお店に行こう」判断できます。しかし、長い間並んでいると「ここまで待ったんだから、最後まで並ぼう」と違うお店に行きにくくなります。
コンコルド効果は日常生活だけでなく、恋愛、ビジネス、そして整形にまで働く効果。整形依存症にならないために、コンコルド効果をしっかり学ぶ必要があります。
コンコルド効果は整形依存症につながる心理
ではコンコルド効果がどう整形に影響し、どう整形依存症につながるのか見ていきましょう。
整形するときに理想の顔を思い浮かべることが多いと思います。その理想の顔になるためには、たとえば目や鼻、顎などを整形する必要が。
最初に目を整形し、そこで終われば整形依存症にはなりません。でもコンコルド効果によって、「せっかく理想の顔に近づいたんだし、ここでやめるのは中途半端でもったいない」と感じたら、整形依存症の一歩手前。
実際に鼻を整形したら、整形依存症に片足をつっこんでいる状態です。
コンコルド効果によって「目、鼻を整形したんだし、あとは顎を整形すれば理想の顔になれる。ここでやめるのはもったいない」となり、実際に顎を整形するでしょう。
その後は「理想の顔には、唇の厚さがちょっとたりない」「輪郭がちょっと……」「涙袋が……」とどんどん整形依存症になってしまいます。