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「お前とキスすると歯が当たる(笑)」彼氏にバカにされたガタガタの歯並び [体験談]
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「お前とキスすると歯が当たる(笑)」彼氏にバカにされたガタガタの歯並び [体験談]

2016-01-27 22:00
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乳歯のときは、きれいとまでは言えなかったかもしれませんが、いたって普通の歯並びをしていたわたし。

1本永久歯に生え変わったとき「永久歯って大きい歯がはえてくるんだなぁ~」と思ったことを覚えています。

みんながそうなのかと思っていたけれど……私の口の中に生えてくる永久歯が特別、大きくて立派な歯だということにだんだんと気がついてきました。

でも、問題は、歯は大きいのに、、顎自体は小さかったこと……。

何か人と違うな、と感じてはいても、まだ数本が生え変わったくらいでは、もっともっと大変なことになるとは思っていませんでした。

みんなにびっくりされる立派な歯

歯の丈夫さから考えると、私のような立派な歯は悪くないのかもしれません。

虫歯にもなりにくい歯だそうです。

ですが、上の歯がほとんど生え変わってきたころ、後から生えてくる永久歯は、歯茎に隙間がないために、おかしな場所から生えてきたり、変な方向に生えていったりしていきました。

不安になった私は、しょっちゅう口の中を母に見せては

「大丈夫なのかな?」

と、聞いていました。

母は「うーん。ちょっとこれはねぇ」

と、口ごもっていましたが

「矯正してあげる余裕はないから、歯を指で毎日、毎日、押してなさい」

と、言っていました。

強く指で押す程度で、歯並びがキレイになるなら、歯医者はいらないと思うのですが……。

幼いながら、我が家が裕福でない事はなんとなくわかっていましたが、当時の私は、歯列矯正にどれほどのお金がかかるのかなどは、まったくわからなかったですし、矯正したいとも、強くは思いませんでした。

そして、前歯2本が生えたそろったとき、会う人会う人に

「大きな歯が生えたなー!」

と、びっくりされました。

相手が何も言わなくても、人と面と向かって話をするとき、相手の目線が私の歯を見ていることがわかってしまうのが、とても恥ずかしく、つらかったです。

このころから、あだ名は「ビーバー」になりました。

ビーバーなんて呼ばれたくなかったけれど、そう呼ばれても、いやな態度をとれるような性格ではありませんでした。。

笑顔で返事をしていたのです。

無意識に強く閉じるようになった口

永久歯が生えそろい、自分の歯並びがみっともないと気がついてからは、意識して、口をあまり開かなくなりました。

気がゆるんでいるときは、唇を閉じているつもりでも、少し前歯が飛び出てしまっていることにも気が付きました。

自然な表情を写真に撮られると、いつも前歯が出てしまいます。

特に横顔を撮られるのは、本当にいやで、なるべくカメラを避けるようになっていきました。

そして、一番いやなのは笑ったとき。

笑っても、歯があまり見えないタイプの人もいますが、私はあいにく、前歯はしっかり、歯茎ギリギリまで見えてしまうタイプ。

とはいえ、歯茎自体は前に出ていないのですが、歯だけは角度がついて前に出てしまっているのです。

歯だけの出っ歯です。

どうしても写真にうつらなければいけないときや、誰かの真正面に立つときなどは、一生懸命、口に力を入れて閉じるクセがついていました。

そのせいで、口元に変なシワがよってしまうのですが、歯が飛び出してしまっているよりはいいと思っていました。

そして、笑うときは必ず手で口を隠すようになりました。

学生時代の恋愛

歯並びが悪い同級生は、矯正をする子が多くなり、私の仲の良い友人たちにも、矯正をする子が出てきました。

どうして歯列矯正をやらないのか?と友人から聞かれるようになりましたが、

「親がお金がないらしくて」

とは、学生時代の私には、さすがに言えませんでした。

今考えると、どうしてそんなことが言えなかったのか?とも思うのですが、若いころは、貧乏が恥ずかしかったのだと思います。

中学生になり、好きな人ができても、目の前で思いっきり笑うこともできず、学校生活も積極的にはなれませんでした。そして、すべてが遠慮がちになりました。

幸い、歯並びが悪いということだけで、いじめにあったりする事はなかったのですが、高校生になって、彼氏ができたとき、人並みにキスなども経験し、とても幸せだと感じていたのですが、ある日、彼氏に言われたんです。

「お前とキスすると、鼻は当たらないのに、歯が当たるんだよねー」

と。さらに

「あはは。ごめんね。でも鼻より歯の方が出てるよね」

と。

私は傷ついた様子がばれないように、笑ってふざけて返しましたが、好きな人が、私とキスするたびにそんな風に思っていたのかと思うと、本当に悲しくて、恥ずかしくて、家に帰って、ひとり泣いてしまいました。

キスすることが怖くなってしまい、それからは歯が当たらないように、当たらないように、そんなことばかり考えてキスをするようになりました。

キスがキライになりました……。

その彼とは、数か月で別れることになりました。

他の男子からも

「笑うとね、ちょっと……」

などと、言われることが多く、本当に辛かったです。

その後、付き合った人にも、

「さびしそうな表情のときが一番いいよ」

などと、わけのわからないことを言われたときもありました。

笑顔がキラキラかわいくて、歯並びがキレイで、人前で思いっきり笑える子が本当にうらやましかったです。

「お前とキスすると歯が当たる(笑)」彼氏にバカにされたガタガタの歯並び[体験談](2)へ続きます。

written by akira050505



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イヤミ!
65ヶ月前
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