閉じる
閉じる
×
■ 画像付きの提供元サイトで全文を読む ■
私は自分の体型が大嫌いです。
どうしても「やせたい」と思ってしまう自分がいるんです。
もっとキレイに洋服を着こなしたい、太っていて自己管理ができないだらしのない人間だと思われたくない……。
でも、何をもってキレイと言うのか、太っているとやせているのボーダーラインがどこなのか、わからないままとにかく「やせたい」と思い続けているんです。
私の人生を狂わせたのは、拒食症という摂食障害でした。
高校生のとき、生まれて初めてのダイエット
高校2年生、17歳のとき、私は生まれて初めてのダイエットを決意しました。
私の行ったダイエットとにかく「食べない」こと。その結果体重は大幅に減りました。
でもそんな無理なダイエットが続くはずもなく、我慢した反動で過食した結果体重は元通り。
努力がすべて水の泡。私は絶望しました。
過食嘔吐との出会い
そのころは、ダイエットに関する情報をインターネットで収集するのが日課でした。
そのなかで見つけたのが「食べたものを意図的にそのまま吐き出す」という方法。
自分にはそんなことできるわけがないと思いました。でも同時に、吸収される前に吐き出せば、好きなものを好きなだけ食べても太らない……。なんていい考えだろうとも思いました。
そんなある日、私は食事を終えたあと、トイレに閉じこもり自分ののどの奥に手を突っ込んでみました。
苦しくて涙が出ましたが、吐き出すこと自体は簡単でした。
もちろん、食べたもののすべてを吐いたわけではありません。
でも食べたもののうち半分でも吐き出せればやせられるかも……、当時の私はそんな風に考えていました。
そして、食べたものを吐き出す習慣をつけてから、どんどん体重は減っていきました。