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わたしは、自分の見た目を気にし過ぎて、摂食障害になっていた事がありました。

その時の自分は、自分で摂食障害だとは気づく事もなく、ひたすら、食事を取ると太ってしまうと思い込んでいて、食べるのが怖かったのです。

痩せる事への執着

わたしは当時、ラウンジでアルバイトをしていました。

そのラウンジで働いている女性は、キレイな人が多く、スタイルのいい人ばかりでした。

お客様も、目が肥えている人が多く、見た目に関しては、とても厳しい人が多かったように思います。

わたしは、瘦せ型だったのですが、太ると顔に肉がつきやすい体質なので、少し太るだけでも、周りから指摘を受けていました。

やはり、わたしも女なので、太ったと言われると、気になりますし、痩せなければと、思うようになっていました。

とはいえ、痩せなければと思っても、お腹は減りますし、食べると太ります。

そのころはカロリーを見てから、食べ物を買うようにしていました。

食べなければ痩せられる

わたしは、単純に、食べなければ痩せられると考えていました。

そのため、食事を1日1食にして、それ以外は、食べないようにしていました

仕事上、同伴などで、お客様とご飯に行く事が多かったため、仕事前に食べるのを、1日の食事にしていました。

お酒も飲むため、何かつまみたくなったり、味の濃い物や、ジャンクフードを食べたくなる事もありましたが、ひたすら我慢をしていました。

仕事帰りは、アフターは極力避け、行っても、飲み物しか口にしないようにしていました。

仕事から帰ってきて、痩せるために1時間以上は、半身浴をして、絶対に何も食べずに、そのまま寝る事にしていました。

そんな日々を繰り返していると、お腹が空き過ぎて、眠れない日が続く様になり、睡眠不足の日々も続きました。

ですが、食べてしまうと太るため、食べるくらいなら、眠れない方がマシだとすら思っていました。

過食嘔吐

そんな日々を過ごしていたのですが、ある日、飲みすぎていて、気が大きくなっていたせいか、仕事帰りにマクドナルドにより、ハンバーガーセットを買って来てしまいました。

そして、家に着き、食べてしまいました。

少しも残すことなどなく、キレイに完食してしまいました。

食べてしまってから「ハッ!」と気付き、「どうしよう。太る」と、不安がどっと押し寄せて来ました。

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