ニコナナ編集部でいまなにが起きているのか!?
マスクド記者による渾身のレポート!


■12月某日(☆)
2日連続同じホールでの収録、その初日。

マスクドとしては珍しく、というか初めて動画番組のカメラマン(とはいってもほとんどは実戦者のしゃべり相手)を担当。
かなり狭いシマでの撮影だったから周りに気を使いながら進める。


■12月某日(△)
実戦台の右隣にカメラを置き、その後ろにぼくがスタンバイ。
どうやっても右隣の台をつぶしてしまうことになるので、そこはお店の了承をもらって。

そして、その右に座ったサラリーマン風の男性がちょっと意地悪なひとだった。

位置関係は、
実戦台・マスクド・サラリーマン
という形。

ぼくはできるだけ通路にはみ出しすぎないよう椅子に下半身をくっつけた形で立っていたんだけど、その椅子を蹴る。

ズガーーーーン!
という衝撃音とともにぼくの下腹部へ小さなダメージ。

えっ!?
アナタの身体に触れたりしてないよね?
でも、こうやって収録してるってだけで気に入らないひともいるのは知ってるから、すぐに謝る。

「ご迷惑おかけしてすみません」


■12月某日(#)
サラリーマンはチラッとこちらを一瞥したが特にしゃべるでもなく。

それからしばらくして、彼がそもそも台パンをよくやるハードコアな人間だということがわかった。

いっぱい負ければいいのに……思わず浮かんだ心の声をしまいつつ進行。

だいぶコンパクトになるような体勢で収録してはいるんだけど、それでも通行人が来たときは上半身を折りたたんだりしていた。


■12月某日(◇)
そして、体格のいい男性が通ったときは椅子と椅子の間に入らなければならなかったので、ぼくの前の椅子を少し回転させて、サラリーマンとの間に入る。

すると――

サラリーマンは、そのタイミングを見計らったかのように斜め左後ろに向かって椅子を思いっきり倒してきた!

臀部へなかなかのダメージ!

さすがにもう謝らなかったけどね。
これが悪意だってはっきりわかったから。


■12月某日(◎)
一般の遊技者にとって、ぼくらみたいな存在がうざったいって気持ちはわからなくもない。そう思うひともいるだろう。

でも、こんな意地悪してこなくても良くない?
こっちはやり返すことも言い返すこともできないんだよ。

業界のカメラマンたちはしょっちゅうこういう思いしてるのかな。頭が下がるなぁ。