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YNA#30 「クソばっかだったPのマシンに光明が!」
ちょっと今週は、普通に1機種褒める記事書くわ。
写真とか載っけないから気になったひとは検索してね。
その名は「Pストレートセブン」(設定付き甘デジ)。
SANKYOのドラム式デジパチなんだけど、これがまあぼくの中で大ヒット。
以前のコラムでも書いたんだけど、パチンコがPになってからさ、1種+2種混合機を除くいわゆる「デジパチ」がほんと受け付けなくて。
ようやく引いた確変中に一番ストレス感じさせるとかひっでえなーって思ってたのよ。
ハズレ演出が異様に長いし、なかなか当たらないし。
2時間かけて出玉3000発とかなんなのー!? ってね。
でも、この機種のスペックは絶妙。ついに障壁をクリアした! 答えはここにあった! と思ったよね。
まず大当たり確率は、1/99.9~1/77.0(設定1~6)。で、確変中はこれのおよそ2倍。
確変突入率は一律75%。でもこれはそこまで重要じゃない。
初当たり終了後は「チャレンジモード」ってのに入り、ここを突破すると一番いい状態「セブンラッシュ」に突入する。
「チャレンジモード」はよくある「10or20回転中に当てろ」ってやつね。通常確率でも確変確率でもとにかく当てさえすればいい。
「セブンラッシュ」突入後の大当たり振り分けは、75%が次回まで継続の確変、25%は時短77回転。
どっちにいるかは基本わからないから、時短だと仮定したら77回転以内に当てておきたいじゃん?
そうすると、これ、STみたいなゲーム性になるのよ。
「ああ……残り20回転か。やっべえ、はよ当たれ」って。
で、77回転になりました。確変だったとしてもさ、1/50を77回転ハメるなんてよくあるでしょ?
だから「おめでとー! 実は確変でしたー!!」がよく起こる。
気持ちいいんだな、この瞬間。
しかも、78回転以降は高速消化になるからストレスなし。
さ・ら・に・!
確変は5回リミッターなのね。これがまたいい味出してくれてて。
下手に確変引き続けると5連チャン目には強制的に時短当たりになる。見た目じゃわかんないんだけど。
だから、どっかで「時短だったけど77回転以内に引き戻したよ!」ってのを絡めないと大きな連チャンにはつながらない。
そう聞くと「ショボそうだなー」って思うじゃん。
でも、実は時短中引き戻しがしょっちゅう起こってるのよ。
たまにある「当たった瞬間に確変確定する」演出で、リミッターがまだ○回以上残っていることが判明したりすんの。
そんなこんなでセブンラッシュのトータル継続率は84~87%。
すげえ連チャンしそうじゃない? しそうでしょ?
そんでもって、20連チャン越えると名機「フィーバークィーンⅡ」のサウンドに変化するよ。これがまたオールドファンにはたまらない。
事実、ぼくは最初の当たりで22連チャンしてこの懐かしBGMに心奮わせたもんね。
どうかな、伝わった?
あれだけ「しばらくデジパチ打てねえな」と思ってたぼくが、「なんだスペックさえ上手いことやればストレスのない確変が実現できるんじゃん」に変化したってわけ。
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