YNA#91 「今期のアニメーション作品」




この1年は自分の中でブレイクスルーみたいなことが起こり、分析癖みたいなのがついた。
なにかをインプットしたとき、わりかしすぐ頭の中で反芻してなにかしらの言葉で表現する、みたいなこと。

その最たる例が2週前のブロマガ。


なので、今期完走できそうなアニメ作品について語らせてもらいたい。
たいして語れなかったらすまん。勢いでやるがメリハリが出るだろう!
この先はネタバレが出てくると思うから各自でご注意あれ。












■ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII
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ダンまちは1期ですごいハマって、2期が途中やめした珍しい作品。
2期はたしか半分くらい観てイマイチハマってない自分に気づいたんよね。
今期はバッチリでいま#6まで進んでいる。
「オーバーロード」も2期からクソハマったし、たぶんね獣人っていう存在が好きなんだと思う。
ひとと変わらないほどの知性があるのにずっと虐げられてきた歴史。
彼らの生き方や思想を巡らすとジンと来る。
とか言いながら#6を観たのがけっこう前でそれ以上の記憶がねえ! すまん!!
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■憂国のモリアーティ
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ほぼリアルタイムで消化中。
今期最大の発見がこの作品。
19世紀のイギリスが舞台で、テーマは階級制度。
根強い差別に対抗するため、貴族を殺したがっている人々に協力する兄弟のお話。
導入の数話がジョジョの第1部を彷彿とさせる。といっても、視点はディオ側。
そこから淡々とストーリーが続くように見せての#6、#7がすごかった。
話の途中で少しだけ出てくる「通り過ぎる人物の職業をピタリと当てる人物」。殺人劇が無事終了し、話の最後で再び彼と会った主人公が名前を交換する。彼が名乗ったのはシャーロック・ホームズ。世界一有名な名探偵。
……っていうね。いやあ鳥肌立ったね。原作を未読だからさ、この作品がモリアーティ家とホームズの話だって知らなったもんね。ここからガッツリ絡んでくるわけでしょ。
絵も美しいし、音楽も重厚な感じでピッタリ。ぼくが知る限り、今期一番の極上作品。
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