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~流行り廃りはあるにせよ編~


パチンコの新台は、人気ライターの方々が導入直後実戦をTwitterにアップしていたりするので、爆発力や演出の感想などがチラチラ目に入るのですが、その中で最近注目していたのは「ぱちんこキン肉マン3」。「今までの京楽では考えられないような流れやリーチであっさり当たる」と言っている人が居たので、「本当か?あの京楽が?」と半信半疑でちょっと打ってみたんですよ。
…なるほど確かに、最強リーチも所要時間がめちゃくちゃ短かったし、他にも「こうなればアツいんだな」というポイントが分かりやすく感じました。

ということは、ついに京楽も「予告やリーチはあっさり目の方がいいんじゃないか?」という方向へ動いたってことですかね? 少し前にエヴァとリゼロ鬼がかりが流行った時、オレも両機種を誉めまくったんですけど、その理由は右打ちの爽快感もあるけれど、通常時の演出が非常にシンプルで無駄なストレスを感じずに済む点を高く評価しました。

それとは別に、今やほとんどのパチンコ機で採用されている「演出カスタム」機能も、利用している人の多くが「先読みチャンス」を入れている傾向があって、それすなわち「ムダな先読みをカットしたい」という気持ちが強いのかなと思います。ムダ玉を打ちたくないっていう攻略的な面もあるかもだけどね。

だからもう、パチンコ全体に「ムダな演出はなるべく少なくしよう」という流れが来ているんですよ。ここで気になるのは、「この流行はいつまで続くのだろうか?」ということ。パチンコもパチスロも、スペックにしろゲーム性や演出にしろ、その時々の流行りみたいなものはあって、例えばパチンコの「7図柄テンパイ」って昔はなにも特別な意味合いは無かったんですよ。それがいつしか「テンパイしただけでアツい」という役割を持つようになって、それが今じゃほぼ全ての機種に通ずる法則として根付いています。違うのは海物語シリーズぐらいかな? この流行は、もはや一過性のものを超えて根付いているので、おそらくもう廃れることは無さそうですねぇ。

逆に、「そんなことして誰が得してんの?」と多くの人が思っているのは、パチンコ台上部のデカすぎる役物やフィギュアや看板でしょうか。とにかくデータランプ操作の邪魔になってしょうがないし、店員さんは入替作業が大変でしょうし、「データを見づらくして宵越しの遊タイム狙いを少しでも阻止する」ことにしか役立っていないような気がする。まぁ、遊タイムが無い機種にこそ特大の物体が付いていたりするんだけどな…。あの流行は一刻も早く廃れた方が良い気がするし、たぶん廃れるでしょう。廃れる…よな?