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私が戻ってきたこと自体が、中国に対する「抑止力」になる
公明党と合わせると衆院3分の2以上を獲得した自民党。一方、所属議員が4分の1以下に激減し解党的出直しを迫られている民主党……。衆議院の事務局によると、総選挙後に落選や引退で議員会館を去った前職と、新しく入居の手続きを行う議員の数は、トータルで実に532人にも上るという。
まさに永田町総入れ替え! 引っ越し専用のトラックが国会裏を慌ただしく行き交う年の瀬となったが、そんななか、一人のサムライが永田町に帰ってきた。
西村眞吾――。
中韓のメディアからは「タカ派」「極右政治家」といった危なっかしいレッテルを貼られているが、現在は日本維新の会に籍を置く、今回で当選6回目の「超」のつくベテラン議員だ。
北朝鮮による日本人拉致問題をいち早く国会で取り上げ、被害者の早期救出のために奔走。‘97年5月には、尖閣諸島の魚釣島に国会議員として初めて上陸を果たすなど、まさしく「行動する保守政治家」として名を馳せたご仁。前回の政権交代選挙で落選の憂き目にあってから3年半。尖閣、竹島、そして北朝鮮の核開発問題など、東アジアを巡る安全保障環境が劇的に変わるなか、西村は再び何らかの行動に出るのか? 本人を直撃した。
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