たった11万円で、本を裁断することなく全ページスキャンできてしまう自動自炊技術をグーグルのエンジニアが発表しました。特許もオーブン化されているということで、誰でも作っていいそうです。
可動部分は単純な直動ステージだけなので、安価で取扱も容易です。発表のビデオからまず全体像をを紹介すると、
こんな感じ。レールの部分を本が行ったり来たりして、手前の方でスキャンして、奥の方でめくります。
肝はページをめくる部分。アップで見ると、
こんな感じ。串状の穴を掃除機で吸って一枚だけめくるそうです。
すごーい。
発表では問題になりそうな点も細かく説明してるので、ニコニコ技術部ならあっという間に作ってしまいそうです。
Book Flipping Scanningという高速スキャン技術と組み合わせたら、最強ではないでしょうか。(自分はこの研究室出身!)いろいろ楽しみです。
それにしても欲しいです。本は後で検索したり引用したりするために、ばんばん自炊してOCRしているので、欲しいです。裁断は厄介です。
「未来の普通」ではしょっちゅう個人のイノベーションを取り上げますけど、グーグルみたいな大企業がこういう取り組み許してくれたら、無敵ですねぇ。
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コメント
コメントを書くオーブンくそワロタ
オーブン化!!! No.1 さんのはそういうことだったんですね。丁寧に言い直してくださった No.36さん、そしてNo.1さんご指摘ありがとうございました。今ようやく気付きました。もう「Oh, 文化」でいいや。初代マクロスばんざい
オーブンかwww
さっすがグーグル先生!すげぇことをしなさる
情報が有価値であるという根拠は?
勘違いしてる人が多いみたいですけど。
著作権法では私的利用の範囲内での複製が認められていますから、
この自動自炊機は手持ちの著作物を自分の端末で見ることを楽にしてくれるだけです。
このことと電子書籍の普及や情報の共有といったテーマは別のカテゴリです。
本の堅さとかページの厚さとかから、全ての本に対応するにはまだ時間がかかるかな。
OCRで文字列を検索できればいやはや本当に凄い便利になる。
いつしか図書館に行かなくてもインターネットで自宅で閲覧ができる世の中が来るかもね。
ネクサス買えばいいんでしょ、買えばww
「特許をオープンソース化」って言葉は違和感ある...特許技術の情報は、原則公開(オープン)だから。
「特許を無償ライセンス化」の方が一般的でしっくりくる。
>>8
僕も図書館はよく利用するし、本は誰でも自由に読めるのが良いとは思うけど、コンピュータでいくらでもコピーしてばらまくのは問題が全く変わってくるよ。実際に出かけて本物の本を借りてくるのと、自宅でゆっくりとしながら読む気のないものまでいくらでもDL出来るのとはね。人の目に触れる数が違いすぎる。ウイルスだって、ワクチンなら病気から体を守るけど、大量に感染したら病気になるでしょ。程度問題だよ。
東京の炊飯器はやっぱおしゃれだべ