今日は木曜ですが、昨日通常運転だったので、今回気楽に書き始める短い記事[S]です。 

 尻Pさんによる電力が湯水のように使える世界を描いたまとめを見かけました。

 電力が湯水のように使えてこそ、未来は明るい - Togetterまとめ  @togetter_jpさんから

 もともと太陽からは無尽蔵と言っていいくらいエネルギーが降り注いでいますので、今後エネルギーのコストはどんどん下がっていきます。

 あるところまで下がると、太陽電池などエネルギーを作る装置を作ったり設置するエネルギーのコストも下がって、誰でも手軽に設置できるようになり、さらに広まっていきます。そこからは、電気を無尽蔵に使える日がすぐにやってきます。

 これは間違いなく必ずやってきます。なぜなら太陽から無尽蔵にエネルギーが来ているからです。それを使える形にするコストだけが問題で、こうしている間にも次々と技術は発展し、コストは下がり続けています。世界的には条件の良いところでは、既存の発電コストと変わらなくなるところが出ることが確実視されています(参考:太陽光発電のコスト)。

 ですから、尻Pさんのように、電力が無尽蔵に使える日を想像するのはとても有意義なことです。まあほとんどの人は、無尽蔵に使えるになってから、その社会に慣れればいいだけです。今情報は無尽蔵に生まれるようになり、また情報発信も誰でもできるようになり、そして多くの人が毎日大量に情報を消費しながら、手軽に情報発信するようになっています。歴史上、いつも、ふんだんにあるものはふんだんに使うことがカッコよく、つまり電力がふんだんになれば、すぐにふんだんに使うようになります。

 今はひたすら省エネ省エネと言っていますが、じきにどれだけエネルギーを使うかを競う社会がやってくるのです。

 でも、一度は考えておいた方がいいことがあります。

 まずは、そんな風に世界が変わってしまうと、自分のビジネスがなくなってしまわないかという確認。

 上で、「省エネ省エネ言わなくなる」と書きました。省エネ技術がまったくいらなくなることはないでしょうが、あんまりいらなくなる可能性はあります。むしろ、エネルギー効率は悪いけどより安価な装置がもてはやされるようになるかもしれません。エアコンであっためるより、ヒーターでいいじゃんみたいな。

 省エネ手がけている技術者なら、逆の技術も手がけることができるでしょう。エネルギーに関するパラダイムシフトに遅滞なく身を翻せば乗り越えられるはずです。

 自分の仕事がどう影響受けるかたまにチェックしましょう。

 もうひとつは、似たようなことではありますが、