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人間関係の時代を象徴するロボットオリヒメ
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人間関係の時代を象徴するロボットオリヒメ

2016-03-02 23:45

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     昔は良かったっていう人これ見て元気だして  

    では、昭和はモノを豊かにした時代で、平成はここまでインターネットや携帯など情報を豊かにした時代であり、これからは、「人間関係」を豊かにする時代になることを紹介しました。

     「良い人生は良い人間関係で築かれる」ことが科学的にもわかってきているからです。
     
     人間関係を豊かにする時代というからには、人間関係を豊かにする「商品」ができるということです。昭和に車というモノが発達したり、平成ここまで、スマホなど情報ツールが発達したように。

     人間関係を豊かにする「商品」? はあ? 「商品」で人間関係が買えるか!と思わず思うかもしれませんが、ちゃんとそういう「商品」はもう出始めています。

     たとえば、ここでいつも応援している「オリヒメ」です。

     先日2月14日、「夢の扉+」で紹介されました。

     “分身ロボット”で離れていても まるで一緒
    あなたの“分身”!? 会えない人に会え行けない所に行ける

    単身赴任家族も寂しくない!遠方の結婚式、海外旅行もOK

    オリィ研究所 所長/吉藤健太朗さん

     オリヒメは遠隔操作できるロボットです。

     オリヒメを操作する人はオリヒメを通して、オリヒメの前にいる人達と声や仕草でコミュニケーションを取ることができます。するとたとえば単身赴任しているお父さんが、夜一人暮らしの家に帰ると、離れた自宅に置かれたオリヒメを通して、家族とだんらんを過ごすことができるのです。オリヒメ自身は一見無表情なロボットですが、一緒にいる人は操作をする本人に思えてくるそうです。

     この「商品」素敵だと思いませんか。ロボットはモノですし、音声や映像やしぐさのやりとりは発展したIT技術があってこそです。でもこれは、モノやITが主人公の商品ではありません。

     モノと情報が豊かになったことで、こんな風に人をつなぐ「商品」が生まれる時代になったのです。

     不登校の子が、最初はオリヒメでフリースクールに参加することで、遠隔でありながら友達ができ、積極的に自ら「行きたい」と言って行けるようになったり、全身不随の人がオリィ研究所で遠隔で働くようになったり、オリヒメを通して人間関係が育まれています。

     音楽の世界でライブが流行ったり、ここニコ動では超会議が規模を大きくしたり、そういう人々が集まることが盛んになっているのも、モノや情報ではない、次の魅力に視点が移ってきていることの現れです。

     これからはそのような人間関係を育む商品が主役になります。人を直接幸せにする人間関係にスポットを当てたものが主役になるのです。

     日本は再びモノづくりをという掛け声が良く聞かれますが、単なるモノづくりではなく、「人間関係を育む」モノが作られるようになるのです。

     そんな「人間関係を育む」商品を扱う会社ではどんな働き方になるでしょう。

     この間、私にはとても役に立つとあるリストを見つけました。

     スタートアップがお金を払って使ってるサービスまとめ(Misoca編)

     Misoca というのはオンラインで簡単に請求書が発行できるとても便利なサービスで私もお世話になっているのですが、その会社で「お金を払って使ってるサービス」がまとめられているのです。大変参考になりました。これに載ってないのは Misoca くらいではないでしょうか!(よいしょ!

     Misoca はスタートアップを支援するサービスを提供していますが、自分たちもスタートアップであり、スタートアップ支援のサービスを積極的に活用して効率をあげています。IT を提供する企業ですから、IT の活用に長けています。そこで働く人もそれを吸収して、豊かな情報生活を送っていることでしょう。

     オリィ研究所のような人間関係を育む会社であれば、当然同じように人間関係を育む会社とのつながりもできますし、そこで働く人は人生を良くしてくれる人間関係を築きやすいことでしょう。
     
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