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2月です。私立大学の試験日が怒涛のようにやってきたり、公立大学の二次試験を控えているような時期ですね。
僕も、東京工業大学の過去問を解きながら、学生時代の自分を思い返しておりました。
受験生であった当時は、不安でいっぱいでした。心臓が張り裂けそうになるのを必死でこらえながら過去問題集を解いていました。おそらくこれを読んでいる受験生の方も同じような心境かと思います。
今回は、ちょっとでも不安が和らぐように試験対策に関して書いていこうと思います。試験対策講座ではありますが、受験対策中の皆様の邪魔をしてはいけないので、今回は、手短にまとめてみました。
中高一貫校で、小さい頃から勉強が好きで部活もやったことありませんというような受験生を除いて、問題の解く量には、やはり限りあります。なので、今までやった問題と同じものが出題される方が少ないです。
なので、出題に対して、いちいち驚いていたのでは、肝がいくつあっても足りません。では、どうするか。基本的に同じ問題が出ないと割り切ることです。
そして、今までやった問題と違うので、問題を見た瞬間にまず、具体例や簡単にして試します。3 の倍数 n と言われたら、3、6、9、12 を入れてみる。これで法則性を確認します。
化学だったら、知らない化学物質名が出てきても、化学で問われているのは、化学反応と物質の性質です。名前は無視して具体的に酸化還元反応なのか、酸塩基反応のなのか、色はどうなったのか。反応や性質だけをくみ取るのです。このようにして5分から10分くらい問題を眺めてみるのも良いでしょう。
ダメな例は、いきなり解こうとしたり、式を展開することです。問題作成者の罠にハマる人の特徴は、素直に解いてしまうのです。暗闇の中を突き進んでいる感じで、やればやるほど解ける気がしなくなってくるでしょう。
文系科目は記憶力というのを百歩譲って認めたとして、理系科目は思考力が問われているとします。すると、記憶が必要なくなるので、試験会場には教科書や参考書を持ち込んで良いということになります。しかし、ほとんどの大学では、持ち物には制限がかかっているでしょう。問題作成者や試験監督と先ほどの認識に矛盾が生じてしまいました。
矛盾を解消する方法はこれです。理系科目も、所詮、暗記科目だということです。化学なら、ベンゼンやエタンから始まる反応系統図を全て暗記していないといけません。数学なら、数列の一般項の求め方を全てマスターしていないといけません。
そこで、一度、理系科目の知識体系もまとめて覚えてみてください。まとめるときには、できるだけ大きなくくりでやるといいです。例えば、3年間で習った数列の一般項の求め方全てとか、平面や立体(図形幾何、三角関数、ベクトル、複素数平面、xy座標、極座標)などのようなくくりが好ましいです。
ダメなくくりも一応お伝えすると、数Ⅲ微分法のまとめ、化学反応式一覧などですね。単体で覚えても使えないので、図形の問題出てきたらどのようなツールで処理するのかというような視点で考えてみてください。
どうしても、時間が限られている場合や、選択式の大問の場合は、なるべく多くの問題が掲載されているものを選んで解きましょう。
問題が多いと、ミスに対する減点が小さくなったり、1問1問も丁寧で簡単な問題が多くなります。段階的に解く形式の場合が多いので、だいたい前の問題が次の問題のヒントになっているはずなので、ちゃんと流れについていくように考えて解いていきましょう。
大学の先生も仕事片手間に問題作成をしているので、面倒はさけたいと思うでしょう。やはり、傾向を変えたりしてリスクを取る様にはあまり考えたがらないでしょう。できれば、同じような問題の量産でいきたいと考えるのが人間です。
過去問と同じ問題はほとんどでませんが、出題される問題の特色はほとんど同じになる。過去問題集を解きながら、問題作成者の意図までしっかりと掴んでいくことです。そして、当日は、しめしめやっぱり同じ特色の問題が出たか思いながら受験することです。
このようにして掴んだ思考法が必ず将来に役立ちます。常に裏を行く、逆張り(ぎゃくばり)思考を受験のうちからできるようになっていってください。
ここで終わります。受験生の皆さんきちーっとがんばってください!
僕も、東京工業大学の過去問を解きながら、学生時代の自分を思い返しておりました。
受験生であった当時は、不安でいっぱいでした。心臓が張り裂けそうになるのを必死でこらえながら過去問題集を解いていました。おそらくこれを読んでいる受験生の方も同じような心境かと思います。
今回は、ちょっとでも不安が和らぐように試験対策に関して書いていこうと思います。試験対策講座ではありますが、受験対策中の皆様の邪魔をしてはいけないので、今回は、手短にまとめてみました。
受験にうかる思考法
もちろん、今まで一生懸命やったというポジティブシンキングはとても大事です。一方で、問題に関して言うと、今までやった問題は出ないという、ちょっとしたネガティブな思考が大事かなと思います。中高一貫校で、小さい頃から勉強が好きで部活もやったことありませんというような受験生を除いて、問題の解く量には、やはり限りあります。なので、今までやった問題と同じものが出題される方が少ないです。
なので、出題に対して、いちいち驚いていたのでは、肝がいくつあっても足りません。では、どうするか。基本的に同じ問題が出ないと割り切ることです。
そして、今までやった問題と違うので、問題を見た瞬間にまず、具体例や簡単にして試します。3 の倍数 n と言われたら、3、6、9、12 を入れてみる。これで法則性を確認します。
化学だったら、知らない化学物質名が出てきても、化学で問われているのは、化学反応と物質の性質です。名前は無視して具体的に酸化還元反応なのか、酸塩基反応のなのか、色はどうなったのか。反応や性質だけをくみ取るのです。このようにして5分から10分くらい問題を眺めてみるのも良いでしょう。
ダメな例は、いきなり解こうとしたり、式を展開することです。問題作成者の罠にハマる人の特徴は、素直に解いてしまうのです。暗闇の中を突き進んでいる感じで、やればやるほど解ける気がしなくなってくるでしょう。
理系科目もまとめてみよう
文系科目は記憶力で、理系科目は思考力が問われているというようなことをよくいわれます。しかし、これは、大きく間違えているといわざるを得ません。文系科目は記憶力というのを百歩譲って認めたとして、理系科目は思考力が問われているとします。すると、記憶が必要なくなるので、試験会場には教科書や参考書を持ち込んで良いということになります。しかし、ほとんどの大学では、持ち物には制限がかかっているでしょう。問題作成者や試験監督と先ほどの認識に矛盾が生じてしまいました。
矛盾を解消する方法はこれです。理系科目も、所詮、暗記科目だということです。化学なら、ベンゼンやエタンから始まる反応系統図を全て暗記していないといけません。数学なら、数列の一般項の求め方を全てマスターしていないといけません。
そこで、一度、理系科目の知識体系もまとめて覚えてみてください。まとめるときには、できるだけ大きなくくりでやるといいです。例えば、3年間で習った数列の一般項の求め方全てとか、平面や立体(図形幾何、三角関数、ベクトル、複素数平面、xy座標、極座標)などのようなくくりが好ましいです。
ダメなくくりも一応お伝えすると、数Ⅲ微分法のまとめ、化学反応式一覧などですね。単体で覚えても使えないので、図形の問題出てきたらどのようなツールで処理するのかというような視点で考えてみてください。
選択式であれば問題数の多い方を選ぶ
選択式であれば、基本的に、問題数の多い方を選ぶと良いというのは、先日お伝えした内容になります。どうしても、時間が限られている場合や、選択式の大問の場合は、なるべく多くの問題が掲載されているものを選んで解きましょう。
問題が多いと、ミスに対する減点が小さくなったり、1問1問も丁寧で簡単な問題が多くなります。段階的に解く形式の場合が多いので、だいたい前の問題が次の問題のヒントになっているはずなので、ちゃんと流れについていくように考えて解いていきましょう。
大学の特色はやっぱり出る
東京工業大学は、極限や積分が大好きだったり、大阪大学の問題だとやたら計算が面倒だったり、名古屋大学は平凡な問題が多くでるというように、かなり特色がでます。大学の先生も仕事片手間に問題作成をしているので、面倒はさけたいと思うでしょう。やはり、傾向を変えたりしてリスクを取る様にはあまり考えたがらないでしょう。できれば、同じような問題の量産でいきたいと考えるのが人間です。
過去問と同じ問題はほとんどでませんが、出題される問題の特色はほとんど同じになる。過去問題集を解きながら、問題作成者の意図までしっかりと掴んでいくことです。そして、当日は、しめしめやっぱり同じ特色の問題が出たか思いながら受験することです。
このようにして掴んだ思考法が必ず将来に役立ちます。常に裏を行く、逆張り(ぎゃくばり)思考を受験のうちからできるようになっていってください。
ここで終わります。受験生の皆さんきちーっとがんばってください!
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