特別号

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■小川和久の『NEWSを疑え!』
第678号(2018.5.14)

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【今回の目次】 

◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・米国がMOX燃料工場建設をついに中止
◎編集後記
・法を盾にした横暴が暴力主義を生む(小川和久)

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◎テクノ・アイ(Techno Eye)

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・米国がMOX燃料工場建設をついに中止

(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)

 米国はロシアとのプルトニウム管理・廃棄協定を履行する手段として、サウスカロライナ州で混合酸化物(MOX)燃料の工場を建設していたが、工期遅延や建設費高騰のため、ついに建設を中止した。MOX燃料工場で加工されるはずだった兵器級プルトニウムは、非放射性物質との混合物としてニューメキシコ州で地層処分する。建設中の工場は、米国の核兵器のピット(核分裂する部分)をプルトニウムで製造するために転用される。