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米国がMOX燃料工場建設をついに中止 -『NEWSを疑え!』第678号(2018年5月14日特別号)
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米国がMOX燃料工場建設をついに中止 -『NEWSを疑え!』第678号(2018年5月14日特別号)

2018-05-14 16:44

    特別号

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    ■小川和久の『NEWSを疑え!』
    第678号(2018.5.14)

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    【今回の目次】 

    ◎テクノ・アイ(Techno Eye)
    ・米国がMOX燃料工場建設をついに中止
    ◎編集後記
    ・法を盾にした横暴が暴力主義を生む(小川和久)

    ──────────────────────────────────────────

    ◎テクノ・アイ(Techno Eye)

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    ・米国がMOX燃料工場建設をついに中止

    (静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)

     米国はロシアとのプルトニウム管理・廃棄協定を履行する手段として、サウスカロライナ州で混合酸化物(MOX)燃料の工場を建設していたが、工期遅延や建設費高騰のため、ついに建設を中止した。MOX燃料工場で加工されるはずだった兵器級プルトニウムは、非放射性物質との混合物としてニューメキシコ州で地層処分する。建設中の工場は、米国の核兵器のピット(核分裂する部分)をプルトニウムで製造するために転用される。

     
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