特別号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■小川和久の『NEWSを疑え!』
第678号(2018.5.14)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【メールマガジンが届かない場合】
プロバイダ・メールサービス側で、迷惑メールに振り分けられていないかご確認ください。
・PCメールの方は迷惑メールフォルダをご確認ください。
・携帯電話の方はドメイン指定受信(特定受信許可・受信拒否)等ご確認ください。
・改善されない場合は以下『ニコニコヘルプ』のページをご覧ください。
http://faq.nicovideo.jp/EokpControl?&tid=11115&event=FE0006&searchToken=1340075532021
──────────────────────────────────────────
【今回の目次】
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・米国がMOX燃料工場建設をついに中止
◎編集後記
・法を盾にした横暴が暴力主義を生む(小川和久)
──────────────────────────────────────────
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
──────────────────────────────────────────
・米国がMOX燃料工場建設をついに中止
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
米国はロシアとのプルトニウム管理・廃棄協定を履行する手段として、サウスカロライナ州で混合酸化物(MOX)燃料の工場を建設していたが、工期遅延や建設費高騰のため、ついに建設を中止した。MOX燃料工場で加工されるはずだった兵器級プルトニウムは、非放射性物質との混合物としてニューメキシコ州で地層処分する。建設中の工場は、米国の核兵器のピット(核分裂する部分)をプルトニウムで製造するために転用される。